岡村はライバルである柄本が出演した『アルキメデスの大戦』を鑑賞したようで、「お上手でございました」と評し、それゆえに自身の立場について、「非常に厳しいですけれども」と語った。また、事前に情報が下りてきていないかと、チーフマネージャーに確認するなど、岡村はそわそわしているようだ。「すべては明日」と現在の心境を語った。
さらに、岡村は先日、日本テレビの楽屋で白髪染めをしていたところ、蛇口からお湯が出ないため、メイクさんに「相方の楽屋からお湯パクってきて」と頼んだエピソードも披露された。こうした「引きの悪さ」はすでに消化しているため、授賞式では「引きの良さ」の出現に期待すると望み、「完全なるリベンジ果たせると思います。獲りまっせ」と受賞への意欲をのぞかせていた。
岡村は日本アカデミー賞に関しては、苦い思い出もある。2010年公開の主演映画『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』で話題賞を受賞し、スピーチにおいて「甚だ簡単ではございますが、嬉しい言葉とさせていただきます」と、どうでもいい内容しか言えなかったのだ。そのため、何としてもリベンジを果たしたい思いがあるようだ。
これを受け、ネット上では「これは受賞しても外しても面白いパターンだな」「最近の岡村さんは俳優化してるから受賞して欲しい」といった声が聞かれる。確かに、岡村は現在放送中のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』において、神出鬼没の謎の農民である菊丸役を熱演している。俳優が板についているだけに、受賞に期待したいところだ。