岡村は受賞の事実を即座に知らず、スマホが鳴り出し「おめでとうございます」のメッセージが次々と届き、受賞を知ったという。ラジオ番組の元スタッフからもメッセージが届き、岡村は「まだノミネートの段階やで」と返すと、「もう獲っており、そこから最優秀賞が決まる」と説明を受け、受賞の実感が沸いてきたようだ。
今回、同賞を受賞したのは、綾野剛、伊勢谷友介、佐々木蔵之介、柄本佑といった豪華な面々である。岡村は「この時点で獲ってるから、恐らくやねんけど、吉本の方に仕事のオファー殺到してるんちゃうかな」と話し、笑いを誘っていた。この日はチーフマネージャーがラジオの現場に来ていないのも、オファーの処理に忙しいせいではと語った。
続けて、「テレビのギャラは変わらないが、映画、ドラマのギャラは跳ね上がってると思う。吉本と(マネジメント)契約を結ばんといてよかった」と、昨今のお家事情を引き合いに出し、笑いを誘っていた。
また、岡村は一般投票によって決まるアカデミー賞話題賞に、リスナーたちの投票を呼びかけていた。助演男優賞とともに、話題賞の「二冠を狙いに行く」と宣言し、さらに話題賞を獲れば、スピーチの機会もあると予測し、1月末までの投票を呼び掛けた。岡村は2010年公開の映画『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』でも、同賞の話題賞を受賞している。その時のスピーチが「えー、甚だ簡単ではございますが、嬉しいお言葉とさせていただきます」とあっけないものであったため、リベンジしたい思いもあるようだ。
これを受け、ネット上では「岡村さん気合入っているな」「今年50歳だけど、転機の年になるかも」といった声が聞かれた。岡村は今年のNHK大河ドラマ『麒麟が来る』にも出演しており、今後は俳優としての仕事も増えていくかもしれない。