この日放送されたVTRは、お笑いコンビ「ナイツ」が通う、浅草の「絶品グルメガイド」。これはナイツが寄席仕事へ行く際、足繁く通っているという浅草のお店へ、ナイツ推薦の寄席芸人が食レポートするというもので、「すず風にゃん子・金魚」「ふるさとコンビ」、そして「おぼん・こぼん」といったベテラン寄席芸人が多数登場した。
「おぼん・こぼん」が食レポを行ったのは、創業100年を超える老舗寿司屋で食べられる絶品鍋料理で、スタッフは店の近くで二人を待ったが、登場したのはこぼんだけであった。
スタッフは「お二人でオファーしたのですが…」とこぼんに聞くが、こぼんは近年、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)などで取り上げられた「お互いの不仲説」を持ち出して、「見てる人の気分悪いでしょ」「不仲の顔見ながらメシ食ってるの」とあえて、相方であるおぼんを誘わなかったという。
そのため、こぼん一人で食レポをすることになったのだが、こぼんはこの日、調子が悪かったのか、箸を持つ手が終始震えており、具材をつかむのも酒を飲むのも一苦労のようであった。
これには、千鳥の二人も「手が震えてる?」「良くない映し方しとんで」と突っ込みざるを得なかったが、ほとんどの視聴者はまったく笑えず、「こぼん師匠大丈夫!?」「明らかに体調が悪そう」といった心配の声が相次いだ。
また、こぼんが一人が出てきたことについても、ネットでは「体調が悪いのに一人で仕事してて可哀想」「水曜日のダウンタウンが不仲説を押し出しすぎて、こぼんさんが一人で仕事しなきゃいけない状況になっている」と物議を醸している。
現在、おぼんこぼんは共に71歳。年齢から体の様々な部分に不調が出てくる歳なだけに、本来コンビである人間を一人で仕事をさせる状況はあまり良くないだろう。
今年2020年は、「おぼん・こぼん」結成55年の記念イヤーであるほか、『水ダウ』の影響もあり、若い世代にも知名度がアップしている二人だけに、今年こそは仲良くして貰いたいものだが……。