この日、番組では新たに39人の新型コロナウイルス感染者が確認されたクルーズ船・ダイヤモンドプリンセス号について特集。厚生労働省の検疫官1名の感染も明らかになったほか、4人が重症化するなど、改めて船内の衛生環境が問題視されているが、同番組では現在も船内に隔離されている乗客に電話インタビューをし、話を聞くなどしていた。
そんな中、話を振られた竹山は、「そもそも、中国が出してるデータが合ってないんですよ、絶対。だって日本に来た時にこれだけのことになるんですよ?」と中国が発表している新型コロナ感染者数が公式のデータよりも実際には多く、それだけ感染力が強いと指摘。「それはちょっと日本は甘かったなと思いますね」と、中国の発表を信じたために感染予防策が疎かになってしまったのではと持論を展開していた。
この竹山の主張に視聴者からは、「よく言ってくれた!」「中国の発表は信用できないって本当に同意見」「中国の感染者数と死亡者数がデタラメってのはあたってると思う」といった賛同の声が集まっていた。
しかし、一方では船内で広がる感染について、「僕は思うんですけど、船内から(乗員乗客を)出した方がいいと思うんですよね」と船内での隔離をやめた方がいいと指摘。「受け入れ態勢をどうするかっていうのをもうやられてるんだろうけど、そこを急いで探した方が……。このまま船の中にいたところで、またどんどん(感染者が)増える可能性があると思うんですよ」とさらなる感染拡大を懸念した。
さらに竹山は「1回検査終わった人がしばらく船の中にいて、そこで発症してたら、1回検査して陰性ですよって、本当は陽性になってるのに(感染しても)陰性ですよってなるじゃないですか。その繰り返しだから、1回船外から出してやらない限りは進まないと思うんですよね」と本来は感染している人も一度検査を受けると陰性扱いになってしまうのではと話していた。
このコメントについては、「いま船から出したらずっと隔離してたことが無意味になるんですが…」「他で隔離したらしたでまた文句言いそう」「下船させるなら全員でも3500人を超える。受け入れ先なんてどこにあるんだよ」という批判も集まっていた。
賛否あるクルーズ船での隔離。問題はまだまだ波紋を広げそうだ――。