番組では、ゲストに映画コメンテーターの有村昆を迎え、作品賞にノミネートされている9作品について、同じくゲストのカンニング竹山、長嶋一茂、漫画家のけらえいこらと共に語り合った。それぞれが鑑賞した映画を述べていく中、松本は韓国映画で初のノミネートとなった『パラサイト 半地下の家族』(公開中)についてあるコメントをしたという。
「松本は、同作品について『前半めっちゃくちゃ面白かったね。後半そっち行くのか……って』と言いつつ、作品の中でもキーポイントになりうるネタバレを一部したんです。観た人にとっては同調する部分でもあるのですが、まだ観ていない人、これから観ようと思っている人にとっては、やめてほしい発言……松本からすれば、ちょっとしたツッコミだったのでしょうが、事前に何の知識も入れたくない人は、ガッカリしたようです。現に、レギュラーの前園真聖は『(まだ観ていないため)それ待ちになっちゃう』と落ち込んでいました」(芸能ライター)
Twitterを覗くと「結末を言わなければいいというものではない」、「ネタバレをテレビで話すな」、「地獄か?」と苦言を呈する声が相次いでいる。これから映画に行こうと思っていた人にとっては、残念な結果となってしまったようだ。しかし、中には「公開後にネタバレと騒ぐならさっさと見に行けば?と思ってしまう」、「松本人志の『パラサイト』ネタバレに怒ってる奴は1年経っても観ない奴だからどうでもいいよ」といった声もある。インターネット上では、賛否両論となっているようだ。
『パラサイト』は、アカデミー賞脚本賞を受賞で更に日本での観客も増えるだろう。松本といえば、過去に映画のコラムをやっていたほどの映画好き。そんな彼だからこそ、今回のネタバレは「避けてほしかった」と思う視聴者が多かったようだ。