さて、今週は「第56回報知グランプリカップ(SIII)」が船橋競馬場でおこなわれる。
ここはタービランスを本命に推す。前走の報知オールスターカップ(SIII)は、レース名の通り好メンバーが揃った中、スタートはダッシュがつかず押してポジションを取りに行き、一周目のスタンド前では頭を上げる場面がありながら、最速の上がりを使ってハナ差の2着と力を見せたが、このレースの本馬の見どころは4コーナー。同じ位置から加速していった他馬はスピードが上がるにつれて外へ膨らんだが、本馬はラチ沿いを回ってきており、ロスなく加速できるコーナーリングの良さは最大の武器だろう。ここまで23戦しているが、複勝圏内を外したのは僅かに3回。その3回は中央馬との交流重賞や芝のレースで、地方馬同士なら崩れていない。立ち回りの良さを武器にここも好勝負必至だろう。
相手本線は南関東の水に慣れてきたマイネルバサラ。中央から移籍して2戦は、相手が強かったことやスタートで出遅れるなど噛み合わないところも見られたが、移籍3戦目となった前走は4角5番手から直線だけで2着に0秒7差もつける圧倒的な強さを見せており、ようやく南関東の水に慣れてきたのだろう。となれば、17年に浦和記念(JpnII)を勝ったことがある実力馬で力はある。ここでも上位争いになるだろう。
▲はベンテンコゾウ。
以下、オールブラッシュ、ヤマノファイトまで。
◎(10)タービランス
〇(2)マイネルバサラ
▲(11)ベンテンコゾウ
△(7)オールブラッシュ
△(8)ヤマノファイト
買い目
【馬単】4点
(10)→(2)(7)(11)
(2)→(10)
【3連複1頭軸流し】6点
(10)-(2)(7)(8)(11)
【3連単フォーメーション】12点
(10)→(2)(7)(11)→(2)(7)(8)(11)
(2)→(10)→(7)(8)(11)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。