事案が発生したのは、3日に行われたアカデミーコース併願入学試験の社会のテスト。試験監督を担当した教諭が35人のうち18人の解答用紙を放置したまま立ち去った。昼食後、教室に戻ると、放置された解答用紙を発見。生徒の人生が懸かった入学試験で、解答用紙を回収し忘れ、放置するという「凡ミス」をした。
この失態を受けた近江高校は、アカデミーコース併願受験者全員の社会科を満点扱いにすると発表。「コースごとに合否を判定しているため、受験生に不利益が生じることはない」と説明しているという。
教諭の凡ミスに、ネットユーザーからは「ありえない。入試をなんだと思っているのか」「試験官を二人用意してダブルチェックで忘れないようにするのが常識。それをしないなんてありえない」「普通入試本部ですぐに答案チェックをするだろ。よっぽどザルな管理体制だったんだな」「枚数チェックもしない試験官。ありえない」と教諭や学校に批判の声が上がった。
入学試験での失態では、リアルライブ既報の通り、茨城県古河市の中等教育学校でも、教諭が生徒の解答用紙一枚をシュレッダーにかけ細断し、対象生徒の得点が最高得点と同点の配分になる事案が発生し、怒りの声が広がった。
いずれも、教諭の「緊張感のなさ」が原因で、この日に向け一生懸命勉強してきた子供たちの努力を全て無駄にする行為である。性犯罪者が後を絶たない教諭だが、仕事に向かう姿勢も、「ダメダメ」と言わざるを得ない。