『キングオブコント2013』(TBS系列)のチャンピオンとして知られる、かもめんたる。岩崎は、芸人として活動するかたわら、相方の槙尾ユウスケらと、2015年に劇団かもめんたるを旗揚げ。岩崎は原作・脚本・演出の顔も持つ。岩崎は自身のツイッターで、白水社が23日に報じた「第64回岸田國士戯曲賞最終候補作品決定」というニュースを引用し「ほんっとに嬉しい!!ありがとうございます!!演劇第七世代として頑張るぞ!!」とツイート。岩崎の手掛けた『GOOD PETS FOR THE GOD』という上演台本が、最終候補8作品に入ったことを報告した。
かもめんたるは、2013年のキングオブコント優勝後、急激に露出が増えた。近年はテレビではあまり見なくなったものの、岩崎は、劇団活動の他、漫画の連載、ドラマ出演などでも活躍の幅を広げている。かもめんたるとしても毎年、単独ライブを開催するなど、コント師としても地道に活動を続けている。
今回で64回目を迎える岸田國士戯曲賞は、1955年に若手劇作家の育成を目的に設立。新人劇作家の登竜門とされることから、「演劇界の芥川賞」とも称される。過去には、唐十郎(1970年)、井上ひさし(1972年)、つかこうへい(1974年)、俳優の松尾スズキ(1997年)、三谷幸喜(2001年)、宮藤官九郎(2005年)などが受賞している。
この岩崎の報告を受けて、NON STYLEの石田明がツイッターで「まじですごい!さすがう大くん!」と祝福。岩崎はこれに応える形で「お言葉に泣きそうです!ありがとうございます!」と返信した。その他にも、品川庄司の品川祐や、ゾフィーの上田航平、しずるの村上純なども自身のツイッターで岩崎を祝福している。
白水社の公式サイトによると、最終選考にノミネートされたのは岩崎を含め8名。2月13日に最終選考会が行われるという。選考委員は岩松了氏、岡田利規氏、ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏、野田秀樹氏、平田オリザ氏、柳美里氏の6名。お笑い芸人として初の快挙となるか、注目が集まる。
記事内の引用について
岩崎う大の公式ツイッターより https://twitter.com/udaikamomental