報道をまとめると、今回の11・0%は前回17年の2部で史上最低記録の13・2%を2・2ポイント下回り、史上最低を記録。第1部(午後7時〜、111分間)は5・7%だった。
瞬間最高視聴率は午後8時59分、3位のHKT48の宮脇咲良が発表された場面での13・8%。
1位は松井珠理奈、2位は須田亜香里でSKE48が1、2フィニッシュ。
開票イベントはナゴヤドームで開催され、名古屋を拠点とするSKE勢が地の利を活かして大躍進したこともあり、名古屋地区の東海テレビの午後8時51分〜9時24分の平均視聴率は東京の2倍に近い20・7%(ビデオリサーチ調べ)。
松井珠理奈の1位が発表された午後9時13分には、瞬間最高視聴率25・4%を記録。また、午後7時〜8時51分の平均視聴率は9・6%だったという。
「東海テレビの“一人勝ち”となってしまった今回の結果。もともと、フジの上層部は高視聴率が見込めないので生中継に消極的だったが、メモリアルの10回ということもあって中継に踏み切ったが、案の定、史上最低視聴率を記録。東海テレビのみのローカル中継という選択肢もあったはず。とはいえ、すでに48グループの各拠点である東京、新潟、福岡、名古屋では開催済み。NMB48のある大阪は未開催だが、NMBファンは総選挙では盛り上がらず。来年、以降ローカル中継という選択肢も消え、生中継からの撤退が濃厚か」(テレビ局関係者)
ちなみに、今年、フジでの最高視聴率を獲得した宮脇は、総選挙からの卒業を発表してしまった。