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AKB48総選挙、得票数のカギを握るのは“中華砲”?

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指原莉乃

 6月16日に開催される「第10回AKB48世界選抜総選挙」(愛知・ナゴヤドーム)の投票速報が30日、東京・秋葉原のAKB48劇場で発表され、昨年の速報でも1位だったNGT48の荻野由佳が、自身の持つ過去最多の速報得票を上回る5万9531票で暫定1位となった。

 AKBの公式サイトに掲載された結果によると、荻野は昨年の速報での得票を4000票以上上回った。

 今年は初の名古屋での開催となったが、地元を拠点とするSKE48の松井珠理奈は荻野に2万票以上の差を付けられて2位。3位は松井と約7000票差でHKT48の宮脇咲良が入った。

 以下4位はAKB48とSTU48兼任の岡田奈々、5位はSKE48の須田亜香里、6位はAKB48の高橋朱里がランクインした。

「おそらく、今年の1位争いはこの6人の誰か。地元開催だけに珠理奈はぜひとも1位をゲットしたいところ。それに対抗してか、須田はやたらと1位狙いを公言している。とはいえ、SKE勢が順当に勝っては盛り上がりに欠けそう」(アイドルウォッチャー)

 今年は、昨年史上初の3連覇を達成したHKT48指原莉乃が“勇退”で出馬せず。また、昨年2位で14年に1位を獲得した渡辺麻友がAKB48を卒業してしまったため、誰が1位になっても初の栄冠獲得となる。そんな中、誰が1位になるとしてもその行方を左右されるとされているのが、指原をバックアップしていたと言われる「中華砲」の存在だという。

「中国にもファンが多いという指原だけに、昨年は約25万票という大量得票を獲得できた。その大半は中華砲だと言われており、今年はその票が誰に動くか。順当に行けば、指原と同じHKTの宮脇に流れるはずだが、指原の呼び掛け次第では」(芸能記者)

 出馬せずも、総選挙のカギを握るのは指原のようだ。

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