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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(9/20新潟・9/21阪神)

 先週ピックアップした2頭。新潟デビューの注目馬・ブラックバゴは、まずまずのスタートを切ると道中は折り合いに専念。残り1000m辺りから外に持ち出し進出を開始しようとしたが、後方から上がって来た馬に外から被されてしまう。そのため直線ではワンテンポ仕掛けが遅れてしまったが、仕掛けられるとグングン伸びて2着。敗れはしたが、直線で見せた脚は見どころ十分。ペースがスローだったことを考えると、負けて強の内容。未勝利戦は早々と勝ち上がるだろう。阪神デビューの注目馬・ノスタルジーは、好スタートを切ったものの行き脚一息で中団の位置取り。道中は促しながらの競馬で、3コーナーから仕掛けていくが、大外を回ったこともあり直線は伸びを欠き9着 。スタートから流れに乗れなかったことや、道中促しながらの競馬だったところを見ると、やはり距離はあった方が良さそうだ。距離延長で狙いたい。

 今週の新潟デビューの注目馬は、9月20日(土)第5R芝1600m戦に出走予定のネオルミエール。馬名の由来は「父の一部+輝いている(仏)」。牡、栗毛、2012年3月1日生。美浦・藤沢和雄厩舎。父ネオユニヴァース、母シルクプリマドンナ、母父ブライアンズタイム。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はシルク。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額4500万円。母は00年のオークス馬。半兄には芝・ダート中距離で5勝を挙げているグランプリブラッド(父ディープインパクト)や、昨年のNHKマイルC(GI)で3着となったフラムドグロワール(父ダイワメジャー)がいる。父がダイワメジャーからネオユニヴァースに変わり、マイラー体型だ った兄に比べ、胴が伸びシャープな体つき。それでも胸前から頸のラインは兄に似て逞しく、繋ぎにはクッションがあり、後肢の踏み込みが深い。馬体のバランスが良く、あとは付くべき所に筋肉が付いてくれば、かなりのところまでやれそうな雰囲気を持っている。なお、鞍上には北村宏司騎手を予定している。

 阪神デビューの注目馬は、9月21日(日)第5R芝2000m戦に出走予定のシュヴァルグラン。馬名の由来は「偉大な馬(仏)」。牡、栗毛、2012年3月14日生。栗東・友道康夫厩舎。父ハーツクライ、母ハルーワスウィート、母父Machiavellian。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は佐々木主浩氏。母は芝・ダートで5勝を挙げ、半姉は12年牝馬クラシック3冠をすべて2着となり、13、14年ヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナ(父ディープインパクト)。叔父にはデビューから3連勝でラジオNIKKEI賞(GIII)を制したフレールジャック(ディープインパクト)や、本年の中日新聞杯(GIII)、新潟記念(GIII)を勝ったマーティンボロ(父ディープインパクト)がいる活脈ある血統。本馬は、ハーツクライ産駒だけあって胴伸びが良く、距離はある程度あった方が良い体つき。母の産駒はキレで勝負するタイプというよりも、長く良い脚を使うのが特徴。本馬も例に洩れず長く良い脚を武器とするだろう。なお、鞍上には福永祐一騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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