さて、今週は大井競馬場で「第16回TCK女王盃(JpnIII)」がおこなわれます。地方所属馬の1、2着には2月27日に川崎競馬場でおこなわれるエンプレス杯(JpnII)の優先出走権が与えられる当レース。今年もなかなか面白いメンバーが集まり、激しい女の闘いが見られそうです。
そんな中、TCK女王の座に輝くのは愛川ゆず季こと◎(5)レッドクラウディアです。しっかりした馬体、それでいてやわらかい筋肉、張りのある胸前やトモ、そんなところがゆずポンにそっくり!! 地方競馬界のゆずポンは、前走で地方競馬界の女王・沢尻エリカ様ことクラーベセクレタに圧勝した内容が圧巻。スタートからマイペースで逃げれたこともありますが、逃げた上に上がりがメンバー中2位では後ろからでは届くはずがありません。今回は前走よりメンバーレベルが落ち、距離もゆったりと脚を溜められる1800mくらいが合っておりベストの条件です。本家・ゆずポンの得意技、七色のゆずポンキックで他馬を蹴散らす姿が目に浮かびます。
対抗は、地方競馬界の前田敦子こと○(7)エミーズパラダイスです。前走は思わぬ大敗を喫しましたが、鞍上がテン乗りだったこともあり、前半若干折り合わないようなところがあったように見えました。今回は乗り慣れた戸崎騎手がエスコートするので、前走のようなことはないでしょう。大井はまだ複勝圏を外したことのない得意の競馬場。前走から間隔をあけて立て直してきたこともプラスで、今回はあっちゃん本来の走りを見ることが出来るでしょう。
▲は、条件好転の(11)マニエリスムです。前走は58Kgを背負ってのレースで、スタートで若干遅れ行き脚が付かず後方からの競馬となりましたが、上位は前に行った馬たちが占める中、メンバー中最速タイの脚を使い3着まで追い込んできました。また、本馬には少し距離が短いように見えました。今回は斤量が3kgも軽くなる上、距離も延び条件が好転します。今回が狙い目でしょう。
以下、ダートでは底を見せていない上がり馬△(10)メーデイア、調子が上がってきた昨年の覇者△(8)ハルサンサンまで。
◎(5)レッドクラウディア
○(7)エミーズパラダイス
▲(11)マニエリスム
△(10)メーデイア
△(8)ハルサンサン
買い目
【馬単】4点
(5)→(7)(11)(10)(8)
【3連単】6点
(5)→(7)(11)→(7)(11)(10)(8)
※出馬表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代、大井競馬場で開かれた大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後、北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙へ入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えもあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。顔は馬面。現在はフリー。