泰葉のハッスル参戦会見は、昨年11月に円満離婚を発表したときと同じ金屏風の前で行われた。「私は、闘うのは無理なので歌を歌わせていただきたいと思います」。年に1度のハッスルの祭典に歌手として出演を表明した泰葉だったが、すぐさま待ったがかかる。
会見場に乱入してきた高田総統から「どうしてヒット曲もないプッツンおばちゃんの歌を聴かなきゃならないんだよぉ」と難癖をつけられ、「そんなに歌いたいのであればみそぎをしろ。試合をして勝てば歌わしてやる」と条件を突きつけられた。
総統の要求に、泰葉は「クッソォ〜。総統に相当言われたから相当やってやるって…」と微妙なダジャレを交えて呼応。続けて「武士に二言はない。武士ではないが、勝って歌わせていただきます」とリングデビューを決意した。
泰葉といえば、昨年11月に春風亭小朝氏と離婚。その後は小朝氏との確執が浮き彫りになり、「金髪豚野郎」「切腹をしろ」などと脅迫メールを送る騒動を起こしたことが記憶に新しい。
現時点で対戦相手は決まっていないが、ハッスルの山口日昇社長は「高田総統は彼女の嫌がるモンスターを用意するはず」と推測。泰葉のハッスルデビュー戦が“金髪豚野郎”を彷彿(ほうふつ)させるモンスターとの一戦になることを示唆した。
“小朝モンスター”相手に「弱い者いじめは嫌。強ければ強いほどいい」と言い放つなど、まさに怖さ知らずの泰葉。「人を殴ったことはあります。いや、ボコボコにしたことがあります」というだけに、リングでも暴走必至?