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京王杯2歳S(JpnII 東京芝1400m 10日) 絶好調アベコーは新星ホッカイカンティ

 10日(土)の東京競馬のメーンは、次開催に行われる朝日杯FS&阪神JFの前哨戦「京王杯2歳S」(JpnII 芝1400m)。実績では3連勝で新潟2歳Sをぶっこ抜いたエフティマイアが一歩リードするが、そこは未知の面が多い2歳戦。多士済々の伏兵陣を見ても、波乱の余地は十分だ。そこで、アベコーこと阿部幸太郎はホッカイカンティを強力プッシュ!大型馬の2戦目で叩かれた上積みは絶大。4馬身差の圧勝を飾った新馬戦と同じ東京芝1400mで全馬まとめて面倒みる。
 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。
 先週のAR共和国杯で、強気に推した◎アドマイヤジュピタが優勝。ところが2番人気には驚きました。さすが最近の競馬ファンの方の見識の高さには、本当に感心させられます。
 それでも、フォーカスは混戦らしくどれも高配当。春の天皇賞3着馬で実績上位のトウカイトリックが2着し、馬連が6770円。私のコラム紙上で取り上げた馬単が1万510円には、思わずほっぺたをツネったほどです。ああ、3、4着のリキアイサイレンスとダンスアジョイが入れかわってくれたら、3連単も…と思うのは、欲というものでしょうか。
 さて、本日の東京のメーンはJpnII「京王杯2歳S」です。1400mという距離からか、過去にクラシックの主役を担った馬が、意外に少ないのは寂しい気もします。
 いずれにしても、キャリアの浅い2歳馬で、東京コースも初めてという馬が多い中、当日は小雨の予報。一応、無敗の3連勝、新潟2歳S優勝のエフティマイアが、人気の中心に推されそうですが、大丈夫でしょうか。

 で、私の本命はホッカイカンティ。前走で新馬を勝ったばかり。さすがにキャリア不足では、という不安も承知の上で、あえて期待したのは、余りにも衝撃的な勝ちっぷりの良さに、心を引きつけられたからです。
 その新馬戦はサッと先手を取ったことから始まりました。距離は芝1400m。前半の4Fが49秒3のスロー。逃げたホッカイカンティのペースでしたが、直線気合を入れると鋭く反応。みるみるうちに後続を置き去りにし、あと200mのハロン棒に驚いてバランスを崩しながら、また態勢を立て直し独走。ビッシリ追ったところなし。それでいてラスト3F34秒0。ゴール前2Fが11秒0→11秒4は出色。同じ日の古馬1000万・錦秋特別の上位陣に匹敵。楽しみな一頭です。

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