内田アナは“戦国一の美貌”と呼ばれた織田信長(江口洋介)の妹・お市の方役を演じる。放送日は8月3日の第31話「天下人への道」。
NHKは内田アナの起用について、「お市は、気高さと知性を兼ね備え、類いまれな美貌を誇る女性。内田さんは、にじみ出る知性はもちろんのこと、アナウンサーとしての凛としたたたずまいが印象的で、お市と通じる雰囲気をお持ちの方だと思ってお願いしました」と話している。
内田アナは07年、フジ「グータンヌーボ」の企画ドラマ「グータンヌーボな女たち」に出演したことはあるが、演技経験はほとんどない。
撮影を終えた内田アナは「日本の最高峰といえるドラマの現場に身を置き、第一線で活躍されているプロフェッショナルなスタッフの皆さんとご一緒した経験は、演技という枠を超えて、大きな刺激となりました」とコメント。
76年6月9日、ドイツ・デュッセルドルフで生まれた内田アナは、2歳の時に日本に帰国し、神奈川県横浜市で育つ。小学校5年から高校2年までは、米シカゴで生活した。慶應大学商学部を卒業後、99年フジに入社。
「スーパーニュース」「笑っていいとも!」などを担当し、同局の看板アナとなる。06年3月に寿退社し、同年7月に吉本興業社員の一般男性と結婚。10年4月に第1子となる男児、13年1月に第2子となる男児を出産し、子育てでも奮闘中。
フリー転身後はマイペースで仕事を続け、現在はNHK・Eテレ「趣味Do楽」(月曜日午後9時30分〜9時55分)、TOKYO FM「内田恭子のウチ・ココ〜ウチだけ、ココだけの話」(日曜日午前10時30分〜10時55分)にレギュラー出演中。
女子アナ・ウォッチャーのA氏は、「内田アナは結婚当時、“格差婚”ともいわれていましたが、夫はその後、出世して、『よしもとクリエイティブエージェンシー』の執行役員に昇進したといいますから、生活には困っていません。従って、今後も主婦業や子育てに支障がない範囲で仕事をしていくことになるでしょう。ただ。今回の大河ドラマ出演で女優としての評価が高まれば、仕事の幅も広がります。1話のみの出演ですが、演技がうまければ、司会者やラジオのパーソナリティーだけではなく、今後、また女優としての仕事が舞い込むかもしれませんね」と語る。
露出が少ない内田アナですが、これをきっかけに、新境地開拓なるか? 本放送のオンエアが楽しみだ。
(坂本太郎)