ところで鯛焼きとは、今川焼や大判焼と呼ばれる丸いタイプの焼き型が、明治時代に鯛の形に変化したものなのです。
そんな鯛焼きが、丸いタイプから魚型に変化する途上にあるようなイメージを見せてくれるのが、対馬市永留菓子店の鯛焼き。こちらは本当に丸いもので、一見の価値ありです(お取り寄せも可能です)。
このように、時代や地域性に合わせて変化していく焼き系お菓子。最近はどんなものがあるでしょうか。
・秋葉原のガンプラ焼き
これは秋葉原に4月にオープンした「ガンダムカフェ」で購入できます。形は、144分の1のガンダムのプラモデルを模して作られたので、それなりにボリュームがあります。なんといっても、プラモデル作成で培われた金型技術を彷彿とさせるのがポイント。中身は北海道産小倉あんと、ベーコンマヨネーズのラインナップとなっています。小倉あんが190円、ベーコンマヨネーズが220円、 2種をセットで頼むと400円とお得になります。
・調布の妖怪焼き
調布のベーカリーカフェ「ふぁんふぁーれ」で購入できるます。妖怪といっても、「鬼太郎焼き」といっていいくらい、『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクターで固められています。値段は150円〜200円、内容は鬼太郎(目玉おやじをモチーフにした白玉入りあんこ)、ねずみ男(抹茶生地に黒ごまあんこ)、砂かけ婆(カスタードクリーム)、ねこ娘(クリームチーズとフルーツソース)、ぬりかべ(焼きそば入りお好み焼き)、こなき爺(ビターなチョコレートクリーム)となっています。この型は水木プロ協力のもと作られており、再現度は高いです。
・高円寺のハート焼き
高円寺の「東京HEART」で購入できます。ハート焼きの名の通り、形はハートです。これは焼き物ではありますが、一般的な鯛焼きや上の二つと違い、豆乳ともち粉を使用したモチっとした生地を使用しています。美容にいい配合をされており、女性には特に嬉しいことです。味は、つぶあん、抹茶、黒ごま、パンプキン、チョコレート、ミルクで100〜140円で楽しめます。量はそれほど多くはないので、お得になった全種セット700円がお勧めです。このように新たな焼き物を試してみるのはいかがでしょう。
営業時間などが変更される場合もありますので、行かれる方は、問い合わせをされてからが確実です。
「永留菓子店」
長崎県上県郡峰町佐賀588
営業時間:9:00〜17:00
「ガンダムカフェ」
東京都千代田区神田花岡町1-1
営業時間:10:00〜23:00
ベーカリーカフェ「ふぁんふぁーれ」
東京都調布市小島町1-22-7
営業時間:7:30〜19:30
「東京HEART」
東京都杉並区高円寺北2-17-7
営業時間:10:00〜20:00
(「千葉の良心」九十九屋さんた 山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou