「もともと『暗黒女子』は138館と公開規模は中規模。今週ランキングトップ10入りした作品は『SING シング』、『ドラえもん』の劇場版最新作など300館以上の大規模公開作品ばかり。『暗黒女子』が割って入る余地はなかった」(映画ライター)
清水の騒動の渦中だった2月に行われた完成披露試写会には100人以上の報道陣が集まった。舞台あいさつで清水とともにW主演を務めた飯豊まりえは、「私は本当に富美加ちゃんの人柄が大好き」などと話し涙した。
1日の公開初日舞台あいさつでは、監督がキャストに向けた手紙を読むと飯豊が涙。平祐奈は冒頭のあいさつで「今日は裏話とか、『全部、言っちゃうね。』」と幸福の科学から発売され話題になった清水のインタビュー本のタイトルをギャグにしたが、共演者は誰も突っこまずスベってしまった。
「一時期は公開も危ぶまれたが、清水は逮捕されたわけでもないので、製作サイドは公開中止にする気はまったくなかった。それどころか、逆に積極的にプロモーションを展開。ネット上では、映画の冒頭13分を無料で公開するという斬新なプロモーションを行ったが、観客動員には結び付かなかったようだ。結局、イベントに“皆勤賞”だった飯豊の顔と名前が売れただけで、所属事務所からすれば清水が欠席してくれてありがたかったのでは」(芸能記者)
無事に公開されただけに、清水にはぜひSNSでコメントしてほしいものだが…。