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“令和の新大関”貴景勝 “新横綱”になるための課題とは?

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 先の3月場所で「10勝5敗」をマークし、見事に“令和の新大関”となった貴景勝。この勢いのまま“令和の新横綱”まで上り詰めようと、本人は強く心に期していることだろう。

ただ、横綱の座をつかむには、クリアすべき課題が多いことも事実。そこで、今回は筆者が考える3つの課題について、それぞれ順を追って述べていきたい。

■立ち合い

 ハマれば絶大な威力を発揮するが、豪栄道や御嶽海のように下がらず対応してくる力士には分が悪い貴景勝の立ち合い。突き押し一本の立ち合いに関しては、「まわしを取ることも覚える必要がある」との指摘も少なくない。

 だが、慣れないスタイルに手を出すよりは、今の立ち合いをより低く、より鋭く、より強く改良する方が確実に割に合っている。競技は違うが、吉田沙保里さん(元女子レスリング選手)の高速タックルのような、「分かっていても防げない」レベルまで行けば未来は明るい。

■劣勢時の対策

 先に書いたように、貴景勝のスタイルはまわしを求めない突き押し相撲。そのため、相手に胸を合わせられた際には、まわしを切って距離を離さないとそのまま“料理”されてしまう。

 この点に関して、参考にしたいのが白鵬の相撲。改めて言うまでもないことだが、白鵬は腰を使ってまわしを切り、劣勢から抜け出すのが非常にうまい。歴代1位の優勝回数(42回)を誇る、大横綱の“メソッド”を盗まない手はない。

■怪我防止

 今回挙げた3つの中で、筆者が最も危惧するのはこの点。最近では稀勢の里や栃ノ心がそうだったように、怪我を負った力士はまたたく間に凋落することになる。

 いらぬ怪我を防止するためには、とにもかくにも稽古が大事。突き押しの威力を生む下半身の鍛錬も合わせ、今以上に精力的に取り組む必要があるだろう。

 突き押しだけで横綱となった力士がいないことを理由に、「横綱昇進は厳しい」という見方もされている貴景勝。これらの課題をクリアし、堂々と“前例”になってくれることを期待したい。

文 / 柴田雅人

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