☆福島11R「バーデンバーデンC」(芝1200メートル)
◎14ショウナンアチーヴ
○10ワキノブレイブ
▲3ペイシャオブロー
△5カハラビスティー、9サクラレグナム
千さん「お笑い芸人の又吉が『火花』で芥川賞を受賞した。才能あるなぁ。我々も毎週、予想で火花を散らしているけど、馬券で身を立てるのは何時のことやら」
春さん「今更、弱音を吐いてどうするの。深呼吸して本題に入るよ。バーデンバーデンCは、ショウナンアチーヴで勝負。曲がりなりにも重賞ウィナー(ニュージーランドT)。腐っても鯛だ」
千さん「オッと、先週も出ましたそのフレーズ。ケイアイチョウサンで味を占めたな」
春さん「近走は(8)(7)着と不振だが、引っ掛かって失速したものと敗因は明らか。着差も0秒2、0秒4なら巻き返しは十分可能だし、1200メートルならスムーズに折り合いがつく。父のショウナンカンプは名うてのスプリンターで、血統的にも条件はMAX。今度こそ本領発揮だ」
千さん「オレは、1200メートルの福島2歳Sをレコードで快勝しているペイシャオブローの複勝で勝負。裸同然のハンデ51キロなら狙い目は十分ある。今度から、オレを“複勝男”と呼んでくれ」
☆福島10R「鶴ヶ城特別」(ダ1150メートル)
◎11スマートアヴァロン
○16タッチシタイ
▲3エムエムアリオーン
△8シュナップス、13ゼンノヒストリエ
千さん「買いたい馬がいないのでパス。代わりに最終12Rの(11)番ムーンレンジャーがお薦め。ワイルドな髭がトレードマークの、高山助手から情報をゲットした」
春さん「3歳馬の、スマートアヴァロンをイチ押し。これからまだまだ強くなるし、全2勝を1200メートルで挙げている高い距離適性も強調材料」
☆函館11R「函館記念」(芝2000メートル)
◎12デウスウルト
○11エアソミュール
▲3ハギノハイブリッド
△5ダービーフィズ、13レッドレイヴン
春さん「波乱含みのハンデ戦で予断を許さないけど、本命は川田騎手がぞっこん惚れ込むデウスウルト。前走の新潟大賞典はまさかの13着と凡走、期待を裏切っているが放牧明けで急仕上げの状態だったから参考外。もともと、重賞勝ちは時間の問題だったし万全と言える態勢が整ったここは千載一遇のチャンス到来」
千さん「ダービーフィズの複勝勝負。今シーズンここまで5戦2勝と、奥手の血が開花してきた。相手なりに走れるセンスも混戦レースでは武器になる」
☆中京11R「ジュライステークス」(ダ1800メートル)
◎6ベルゲンクライ
○14クラージュドール
▲2トゥザレジェンド
△3ヴォーグトルネード、5アメリカンウィナー
千さん「ここはベルゲンクライで意見一致だね」
春さん「休み明けをひと叩き、満を持して出走してきた。その前走は初めてのマイルで0秒1差2着だから中身は濃い。条件は一変、調子、距離、コースと三拍子揃ったここは勝利の方程式に当てはまる」
☆中京10R「シンガポールTC賞」(芝2000メートル)
◎14アトム
○10トーセンデューク
▲6キングストーン
△3ハドソンヤード、12グッドスピリッツ
春さん「強い1勝馬のアトムで今度こそ。前走はクビ差2着と惜しいチャンスを失しているけど、内容は勝ちに等しかった。ここは先行馬が一堂に会し、流れが速くなるのは間違いなく、展開はおあつらえ向き。差し切りが決まる」
春さん「トーセンデュークが強敵。休養を挟んで4戦3勝、3着1回と充実ぶりは目を見張らせる。逆転も十分考えられる」
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。