上西は「維新田中市議が本会議を欠席して沖縄旅行。でも維新はまだ処分しない。おかしいなー。私は旅行も行ってないのに疑惑をかけられただけで“旅行に行ってなくても騒がせたんだから辞めろ。除名だ”って橋下さんにキーキー言われて処分されたのに」と記し、続けて田中議員を「直ちに処分しない維新は腐ってる。何が身を切る改革だよ」と舌鋒鋭く批判した。
上西も国会議員だった2015年3月に、体調不良を理由に衆議院本会議を欠席するも、実際は前日に居酒屋やショーパブで飲酒し、その後は男性秘書と私的な温泉旅行に出かけていたと週刊誌やテレビで報じられていた。上西は秘書と該当の場所へ出掛けたことは認めたものの、私的な旅行ではないとし、この事実を否定している。
これに対し、ネット上では「維新系の議員は軒並みクソだけど、上西が言うことかね」「秘書と出掛けたことは事実なんだから、ここでいまさら否定しても無理筋なんでは」といった、「お前が言うな」という批判が殺到している。
上西と言えば、現在はタレント活動の傍ら、国会議員経験者として政治評論家めいたツイートを行うことも多い。だが、正論、原則論ベースの批判が多く、「これって誰でも言えることなんだよね」「面白みがない」といった声も聞かれる。東国原英夫などと違い、ワイドショーのコメンテーターなどの仕事がないのも、そうしたユーモアのなさが影響しているとも言えそうだ。さらに、「結局のところ、維新に対する恨み節がいまだにあるってことだけでは」といった身も蓋もない批判も聞かれる。
ひとまず時事ネタに一通り噛み付いている上西だが、かつてに比べ注目度は下がりつつあるのが現状と言えそうだ。
記事内の引用について
上西小百合公式ツイッターより
https://twitter.com/uenishi_sayuri