今回は、『キャバ嬢の女心のつかみ方(2)』ということでお話したいと思います。
前回、「本人の思いもよらないところを誉めると、心の距離がグッと縮まる」というお話をしたのを覚えていますか? 誉められて悪い気がする人はまずいませんよね。でも、それが本人の気付いている箇所であれば、「それはそうでしょう」と、相手の自信を深めてしまうだけ。
ですが、思いもよらない箇所を誉めたりすると、「え、そうなの?」なんて、自分の新しい魅力を発見してくれたかのように感じるんです。そうなると、誉めてくれた男性を、より愛おしく思います。ようするに、誉めるポイントが重要なんです。
まず、誉めて効果があるのは、本人がコンプレックスを抱いている部分。女性であれば、“二の腕の太さ”や“肌の具合”などでしょう。でもこういったコンプレックスを持った部分は、大変デリケートな箇所でもあります。下手な誉め方をすると、ヤケドしかねません。
あからさまに、「手足が細いね」とか「肌、キレイだね」と、見てすぐに分かるような嘘を付くのは避けましょう。できれば、「二の腕、柔らかそうでいいね」「笑った時にでる目のシワが可愛いな」など、遠まわしに誉めることを心がけましょう。
他に、誉められて嬉しい部分といえば、それは、“本人も気付いていない箇所”。
たとえば、“うなじ”“声の質”“背すじ”、など。鏡には映らない部分です。キャバ嬢は年中、鏡と向き合っているため、自分の良い部分も悪い部分も、ほぼ知り尽くしています。そこで、鏡には映らない意外な部分を誉めるのです。思いがけないその言葉は、キャバ嬢の心のガードをくぐり抜け、スッとその女心に届くはず。
まずは、しっかりターゲットであるキャバ嬢を観察すること。“誉めるべきポイント”が必ず見つかるはずです。
昔から言いますよね。「誉め上手は、床上手」…そんな言葉、なかったでしたっけ? なかったらごめんなさい。
では、また次回お会いしましょう〜。
文 ナナミ・ブルボンヌ