▼騎手 ペリエは中山芝2500メートルで15戦9連対、連対率6割! 騎乗予定馬のアルナスラインは実績的に見劣りするが、ペリエが乗るなら話は別。押さえておきたい人気薄である。意外なのは武士沢。このコースで26戦して連対率3割強、複勝率4割強という好成績。このコースに限っては、一流騎手並みに評価したい。有馬記念での騎乗予定馬はないが、覚えておきたいジョッキーだ。そのほか、佐藤哲、デムーロ(スクリーンヒーロー)、バルジュー、蛯名(マツリダゴッホ)、田中勝、小林淳あたりが狙い目。
逆に、ダイワスカーレットの安藤勝は、中山芝2500メートルで10戦し<0118>。どう見ても相性が悪い。そのほかで“消し”の騎手は、松岡(コスモバルク)、北村宏、福永、木幡、藤田(エアジパング)あたり。無理に狙うのは危険。
▼種牡馬 種牡馬で“買い”なのは、アグネスタキオン(産駒ダイワスカーレット)、ドリームウェル(アドマイヤモナーク)、ステイゴールド(ドリームジャーニー)、マーベラスサンデー(ネヴァブション)、ホワイトマズル(アサクサキングス)。
“消し”は、グラスワンダー(スクリーンヒーロー)、ザグレブ(コスモバルク)、エルコンドルパサー(エアジパング)、スペシャルウィーク(フローテーション)。
ここで紹介した意外と知られていないプラス材料とマイナス材料を、ぜひ有馬記念で活用してほしい。