ニューポリトラック馬場は電線被服材、ポリエステル不織布、ポリウレタン繊維、硅砂、ワックス等を混合した物を敷き詰めたコースで、排水性が高く、降雨による馬場の悪化が少ない全天候型。クッション性に優れ、かつグリップ力があるため、滑りにくく、均一性の高い馬場とされる。
実際に試乗した田中勝騎手は「クッションが良く、馬の脚にやさしい馬場だね」と好感触を得た様子。また、元騎手の岡部幸雄アドバイザーは「馬の蹴り上げたものが飛んでこないので、馬の後ろにつけるケイコに良さそう。より実戦に近い調教ができる。今、世界の競馬はこの流れだから」と話していた。
西高東低といわれて久しい関東馬の起爆剤になるか、注目される。