これまで、栩内被告サイドは一貫して薬物の使用を否認。毛髪鑑定や尿検査で陽性反応が出ているにもかかわらず、性交時にASKAの汗や体液が付着したことによる結果であることを主張していた。
「栩内被告サイドはかなり必死。栩内被告は性行為の際、普段からピルを服用しているため避妊していなかったことや、自宅マンションでの6年間に渡るASKAの愛人生活を垣間見せる赤裸々な証言をしていた。第4回公判でもさらに赤裸々な証言が飛び出すかが注目される」(全国紙社会部記者)
栩内被告はすでに保釈保証金300万円を支払って保釈されているとあって、「公判は残り1、2回で、遅くとも年内には結審される」(同)。
栩内被告の公判は午後1時半からだが、遅れること1時間半、同地裁では注目のASKA関連公判が開かれるというのだ。
「ASKAに違法薬物を売り渡したとして逮捕・起訴された、逮捕当時無職の柳生雅由被告と指定暴力団住吉会系傘下の組幹部の安成貴彦被告の公判が行われる。特に、安成被告が所属していた組織は新宿・歌舞伎町のド真ん中に事務所を構え、『新宿の薬局』とも呼ばれていた。ASKAのほかにも、薬物を購入していた芸能人がいるとうわさされており、逮捕の一方に背筋を凍らせた芸能人もいたはず。果たして、公判で芸能界を震撼させるような証言が飛び出すかが注目される。ただ、傍聴席は、“口封じ”のため、その筋の人がプレッシャーをかけているに違いないが」(週刊誌記者)
ASKAは依然として、千葉県内の更生施設に入所しているが、柳生・安成両被告の公判が気になって仕方ないはずだ。