テコンドー協会は、同会が行う国内強化合宿に「コーチの実績がない」「参加費が自腹」といった理由から、ほとんどの選手が参加を拒否するなど内紛に揺れている。だが、それ以上に金原会長の強烈なルックスとキャラクターに注目が集まっているのが実情だ。日本ボクシング協会の元会長である山根明氏と比べる声もある。
そのため、今回の放送でも大竹まことが「あの髪型に憧れてるんだけど、今日やってもらったんだけどなかなか」と、セットがうまくいかなかったと話して笑いを誘い、「髪の毛に目がいっちゃって話が入ってこないね」と話した。湯山玲子も「肌の質感に目が行っちゃって」と、それぞれに注目ポイントがあるようだ。
遠野なぎこはまた違った視点があるようで、「キャラがまた強い人が久しぶりに出てきて、どこの業界でもなくならないんでしょうね」と嘆きつつ、「個人的にスーツのジャケットのサイズ感が合わなすぎて話が入ってこない」と話し、笑いを誘っていた。これには、ネット上では「確かにスーツも変だわ」「なんか全体的にスマートじゃないんだよな」といった声が聞かれた。
ただ、会長のキャラを面白がるばかりではなく、大竹は大多数の選手が合宿を拒否していることに、「どこがアスリートファーストなんだ。体操の時から繰り返している」とし、今年4月に女子体操選手業界で起こったパワハラ騒動を引き合いに出し批判した。この日のゲストの「美人すぎるバイオリニスト」岡部麿知も、長時間の理事会で選手の声を代弁してきた高橋美穂理事が過呼吸で倒れたことに対し、金原会長が「俺も倒れようかな」と発言したことに、「人としてやばいんじゃないか」と苦言を呈した。これにも、ネット上で「ネタっぽく扱われてるけど確かにヤバい」「この騒動長引きそうだな」といった声が聞かれた。
金原会長の強烈なキャラクターに注目が集まりがちだが、事態はかなり深刻だと言えそうだ。