その関屋記念は追い込みの利きにくいスローな流れをメンバー中2番目の差し脚で、1/2馬身差2着と迫ったのだから価値が高い。内容は負けて強しだ。
開幕週の高速馬場で逃げ、先行馬優位の傾向は否めないが、行きたい馬が複数いて先行激化は必至。前崩れの展開になるのは間違いないだけに、今度こそセイクリッドバレーの差し脚が炸裂すると確信する。
昨年のセントライト記念で、ナカヤマフェスタ(宝塚記念)相手に1/2馬身差2着した実力をもってすれば、アッサリ勝って不思議はない。
相手には3歳の精鋭、キョウエイアシュラを指名した。今が伸び盛りだし、ハンデ54キロなら好勝負に持ち込みそう。
◎10セイクリッドバレー
○3キョウエイアシュラ
▲6サンカルロ
△5ムラマサノヨートー、7ファイアーフロート
10R「レインボーS」(芝2000メートル)は今春の早春Sで、このクラスを快勝しているコロンバスサークルに白羽の矢。
重賞では4連敗中と厚い壁に阻まれてきたが、着差は0秒2〜0秒8。前々走のヴィクトリアマイルは11着とはいえ、GIメンバー相手に0秒6差だからここでは大威張りだ。
コース、距離実績とも申し分なく、勝って再びオープン入りする公算が大。
◎7コロンバスサークル
○2リクエストソング
▲6スズジュピター
△4アサティスボーイ、10モエレビクトリー
9R「浦安特別」(ダ1200メートル)は調子、距離、コースと三拍子が揃った、サルバドールアスカで九分九厘いける。
相手は、復調著しいトーセンベルファムだが、ブリンカー効果の見込めるレッドターキーも要注意。
◎12サルバドールアスカ
○2トーセンベルファム
▲1レッドターキー
△4トップオブボストン、8ミッキーデジタル
最終R(ダ1800メートル)は休養前にこのクラスを快勝している、実力馬のトーセンルーチェに期待。
ひとクラス上の千万で再三勝ち負けしてきた実績は、ここでは断然。2キロ減量もアドバンテージになる。
◎4トーセンルーチェ
○13ロジスプリング
▲11シルクタイムレス
△7トゥザサミット、14ベルモントパッシオ
サマースプリントシリーズ第5戦「セントウルS」(阪神10R、芝1200メートル)は成長度ナンバーワンのダッシャーゴーゴーが狙い目。
勝負どころで不利を受け、不完全燃焼に終わった北九州記念11着は度外視して大丈夫。着差も0秒9なら巻き返しは十分可能だ。
◎11ダッシャーゴーゴー
○16スカイノダン
▲15レディルージュ
△1グリーンバーディー、10ショウナンカザン
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。