パリ発ダブリン行きの飛行機に搭乗したドパルデュー、離陸を待てずにアイルで立ちションして機内を汚し、飛行機は清掃のためにターミナルに戻され、約1時間30分も出発が遅れたという。
フランスのラジオ局Europe1にゲスト出演したドパルデューと同じ飛行機に搭乗していた乗客の一人、ダニエルさんが以下のように語っている。
「彼は酔っていたようで、『オシッコしたい、オシッコしたい』と言っていました」「キャビンアテンダントが彼に『離陸前ですから席に座っていてください』と諌めると、彼は立ち上がり床の上に用を足したんです」
シティージェット航空のスポークスマンは、現地時間16日火曜日の夜の便でそのような事件が起こったことを認めた。
しかし、プライベートな問題から、事件を起こした乗客の名前の公表は控えている。また件の乗客は、2人の付き沿いと荷物と共に飛行機から降ろされたとも伝えられている。
ドパルデューの代理人からは、今のところコメントは何も発表されていない。
150本以上の映画に出演し、オスカーにもノミネートされ、フランス人俳優としては世界中で顔を知られているドパルデュー、本人の口から事件の詳細を弁明することを待つとともに、今後、航空会社はドパルデューにどのような対応をするかが見守られる。