12日、ろくでなし子は自らの女性器を3Dプリンターでスキャンし、他人にデータを送信したとして、わいせつ電磁的記録頒布容疑で逮捕された。釈放された18日に会見を行い「女性器が猥褻だという日本の常識はおかしい。男性目線から見た猥褻性を付加するのはやめてほしい」「私のアートは猥褻ではない」と主張していた。
同番組で太田は「俺はイヤらしいものだと思ってるからね」と端的に考えを述べた。今回の騒動について落とし所が難しいとしながらも、「芸術ですってそりゃそうなんでしょうけど、ヌーディストビーチとか俺苦手なんだよ。あの考え方。ヌーディストビーチ何が? っていう。俺、絶対立てないもん。しゃがんだまんまになっちゃう。それを責められるだろ? あんた独りで何エロいこと考えてんの? って。それがおかしいって言われちゃうと、いやーしょうがないよねっていう」と自分の価値観を示した上で、「そもそもああいうことが、セックスとかの猥褻さっていうのがないと、アートじゃないような気がすんだよな」「猥褻じゃないって時点でもうアートじゃないんだよね」とろくでなし子の主張を真っ向から否定した。田中裕二も「そりゃそうだよね。言って見れば、恋愛とかももっと深く考えると性的なことだから」と太田の主張に同意した。
さらに「そこまでするんなら、素っ裸が全部猥褻じゃないわけだから、もう素っ裸で歩いていいっていう、主張に行き着くと思うんだよね」と極論を示し、「受け取る側は全員エロいと思った方が良いよね」と男性ならではの視点を語った。
日本大学芸術学部出身の爆笑問題は、あくまでも猥褻か否かは主観によるものだと主張し、「何が芸術で、何が芸術でないか」という定義について議論を交わしていた。