たけしは昨年9月、1口1万円から出資できる競走用馬ファンドサービス「DMMバヌーシー」で3頭の馬に命名した。1頭は2連勝を果たした、キタノコマンドール。もう1頭はデビューに向けて調教を行っているキタノインパクト。そして、今回の記者会見で初めて名前が発表された、キタノブルー。
キタノインパクトを管理する藤沢和雄調教師について、「今の競馬界で言うと、たけしさんのような」と説明されると、たけしは「あ、じゃあもう独立されたんですか」と自身の独立騒動と重ねて笑いを誘った。これを受けてDMMバヌーシー事業統括者の野本巧氏は苦笑い。「独立は……されていないと思います」と答え、加藤も早々に次の話題へ流れを変えた。
キタノコマンドールの活躍をハイライトシーンで振り返ると、たけしは「これがすごいんですよ」「いいですねぇ」とヒートアップ。皐月賞の予想を聞かれると、「確定 コマンドール1着!! ぶっちぎり!」と発表した。
「本当にこれは約束しますけども」と前置きをしたうえで、「皐月賞で、コマンドールが勝たなかった場合、私は引退します。それで、あくる日からまたタケシキタノでやり直したいと思います」と冗談で会場をわかせた。
「DMM株」のイメージキャラクターに就任した加藤は、株のチャートになぞらえて、自身の人生の変動を予測。2021年から2022年の間にかけて大きな上昇を描き、3年以内に「結婚とか出産とか」を期待していることを明かした。
同記者会見には、キタノコマンドールを管理する池江泰寿調教師、騎乗するミルコ・デムーロ騎手も登壇。それぞれに皐月賞への意気込みを語った。たけしは会見の締めくくりにあたり、「皐月賞、菊花賞とか天皇賞とか、いろいろあります。もう、最終目標は凱旋門賞。凱旋門賞にこのメンバーで行って、どうにか我々が凱旋したい。ご期待ください」と今後の展望を熱く述べた。