「イングロリアス・バスターズ」は第二次世界大戦の対ナチ戦を舞台に、史実に縛られることなくイマジネーションを拡大し、タランティーノ流のファンタジーを展開させた痛快エンターテインメント。
「10年くらい前から脚本を書き始めた。キャスティングを考え始めると、ブラッドしか考えられなくなった。あとは世界的スターの彼にどうやって出てもらうかで頭が痛くなったよ」とタランティーノ監督。
20日の公開から23日まで、4日間限定で「面白さタランかったら全額返金しバスターズ!!」キャンペーンを実施。全5章のうちの第3章が終了する本編開始後約60分の時点で途中退出した客には、全額返金するという大胆な企画だ。
タランティーノ監督は「このアイデアを聞いた時、やってやろうと思った。自分の作品、60分だけ見て出るなよ! でも、もしそういう人がいたら、どうぞ出て。ほかの残ったみなさんで楽しくやりますから」と笑顔で自信をみせた。
一方、ブラピは最近バイク事故を起こしたことを聞かれると「事故、やりました」とあっさり認め、「ケガはありませんでしたが、自尊心だけ傷つきました。パパラッチから逃げようとして、逆にいいネタになってしまいました」とスーパースターの余裕を見せた。