店内ショーケースには懐かしいおもちゃがびっしり。店長は「店内全部で何アイテムあるか数えられません。特に昭和40〜50年代のおもちゃに力を入れていて買い取りもしています。たまにびっくりするぐらい保存状態のいい希少品が出てくることもありますので、ぜひ家の押し入れを探してみてください」と“お宝探し”をススめる。
新商品は問屋から仕入れられるが、中古品は持ち込み客が頼り。子供のころ、お父さんが買ってきたものの、本人は気に入らずパッケージのまま押し入れに眠っていることなどがあるという。
店内の最高額商品は「帰ってきたウルトラマン」に登場する怪獣ツインテールのジャンボサイズ人形で30万円。保存状態がいいほど高額になり、「レインボーマン」人形の完全7体セットが10万円、「がんばれロボコン」超合金のロボワルが20万円とおもちゃ離れした高額商品がそろう。買取価格は下がるが、一部欠損品でも基本的に買い取ってくれるから探してみる価値はありそう。
日本のおもちゃは外国人観光客に人気で、取材中も欧米人3組が来店。中国人観光客は「最近主流のメイド・イン・チャイナではなく、昔のメイド・イン・ジャパンのおもちゃが欲しい」と来店するそうだ。
子供の頃、父親に買ってもらったおもちゃを発見。懐かしい友達に再会したような喜びもつかの間、あまりの高額に手が出ずヘコんだ。