稲垣は、終始フレンドリーに、MCのふかわりょうらと、軽妙な掛け合いを行い、「女性向けAVが話題」というニュースでは、「男性向けのアダルトビデオなら見たことありますよ」とジャニーズ時代には、絶対に語られなかった意外な一面を披露した。
また、稲垣は『新しい地図』で制作を発表した映画『クソ野郎と美しき世界』についても言及し、「今、ちょうどスタッフの方々と打ち合わせしながら作っている最中で、監督、出演者、スタッフなど決まっていないことが多いです」と切迫した裏事情を暴露した。
映画『クソ野郎と美しき世界』は、来年2018年の春に公開予定の劇映画であり、この秋の段階で、監督が決まっていないのは、かなり厳しい状態にあるのではないかと予想されている。
「劇場で公開するような映画の場合、監督は遅くとも、半年以上前に決めないといけません。仮に、来年4月公開だったとしても、状況はかなりピンチと言えるでしょう。もっとも、ドキュメンタリー企画や単館系なら話は別ですが、ここまで、花火を打ち上げておいて、いくつかの単館上映では、納得しない関係者も多いでしょう」(映画関係者)
現にネットでは、「絶対に間に合わないだろ、コレ…」「記念すべき第1作なのに、しょぼい出来になりそう」と心配する声も出ている。
映画『クソ野郎と美しき世界』は現在、『新しい地図』のファンクラブ会費もしくはクラウドファンディングで予算を集める可能性が高いという。
それだけに「中途半端なものは見たくない」というのが、ファンの正直な気持ちだという。
果たして『クソ野郎と美しき世界』は、どのような一本になるのだろうか……。
(文:角田しげお)