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女子アナ 給与残酷物語?

 少し前に月刊誌で女子アナ残酷物語の類の記事があり、驚いた。東北地方の某局の女子アナウンサーが、テレフォンアポインターのバイトをやっている、という事実を明かしているのである。「顔が知られているので水商売はしたくても出来ないし…」という本人コメントからも、苦しい懐事情が伺われる。
 同記事によれば、準キー局より下のローカル局などは、ほぼ100%の女子アナが派遣なのだそうである。

 まったく、華々しいイメージなどあったものではない。

 女子アナ受難の時、ということで真っ先に思いつくのが、視聴率ジリ貧にあえい…だ(?)TBSの女子アナではないだろうか。
 なにせ、2007年には当時の看板局員・小林麻耶までが、子会社(TBSテレビの)に出向させられたのである。同局は、翌2008年には、新入社員44名全員を、この子会社採用とした。当面の本社での正式採用はないらしく、つまり、彼らは、テレビ局員ではなく、大手テレビ制作会社勤務、なのだ。(苦笑)

 「当然、今後の給与体系なども違ってくると思います。自分には関係ないですが」
(同局の派遣社員)

 という声もあるので、なにかと批判の矢面に立たされやすい女子アナにとっては割の合わない話ではあろう。

 ちなみに、2011年度の四季報によれば、テレビ東京の社員の平均給与は1200万円を超えていて、TBSをゆうに凌駕している。
 来春には女子アナに華麗な転身を遂げる、元モー娘。の紺野あさ美などは、先見の明もあったか。

 いずれにせよ、TBSもテレ東も面白い番組がたくさんあるので各テレビ局には今後も経営を頑張ってもらい、お茶の間のアイドル・女子アナの皆さんにテレビ苦境のしわ寄せがいかないようにお願いしたい。

 
 

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