この日の番組では、先月11日に北方領土問題について「戦争をしないとどうしようもなくないか」「(戦争をしないと)取り返せない」と発言した丸山穂高衆院議員の問題が取り上げられ、丸山議員が3日に国会に提出した弁明書も紹介された。
丸山議員といえば現在「適応障害」を患っていることを明かし、衆院の議院運営委員会理事会に診断書を提出しているが、田淵裕章アナウンサーが丸山議員の弁明書全文を読み上げると、坂上は「なんという見事な適応能力!」とコメント。さらに「(文章は)めちゃめちゃ適応してましたね」という発言もあった。
この発言に視聴者からは、「適応障害であることと文章等での対応能力があるかどうかは同一ではないのに茶化すなんてのは、病気で苦しんでる人を馬鹿にしてる」「適応障害の人は文章が書けなくなる訳じゃないし、思考が落ちる事でもない。安易なことを言わないで」「適応障害の人たちに対しての差別。ヘイトじゃないか?」という批判が殺到している。
「番組では丸山議員の適応障害の真偽を疑うような姿勢で取り上げており、そのためにこのような発言が出てしまったようです。しかし、適応障害の症状に『抑うつ』はあるものの、『文章が書けなくなる』『物事が考えられなくなる』というものはなく、さらに実際に丸山議員が診断書を提出している以上、この発言が適応障害という病気へのヘイトと受け取った視聴者も少なくなかったようです」(芸能ライター)
また、実際に適応障害を患っているというネットユーザーからも、「都合のいい病気みたいに言わないでほしい…」「病気の人は文章がしっかりしてたらダメなの!?」という悲痛な声が聞かれている。誤解を招きかねない坂上の発言を疑問視する声が多く集まっていた。