渋谷は昨年いっぱいで関ジャニを脱退しジャニーズ事務所を退所。今年4月、大手レコード会社「ワーナーミュージック・ジャパン」内に自主レーベル「World art」を立ち上げ、今回のアルバムはその第1弾となる。
記事によると、同アルバムは、全12曲を自身で作詞・作曲し、特徴的なハイトーンボイスに加え、メッセージ性の強い歌詞も満載。自身初となるアナログテープでの収録や、自ら全ての楽器演奏に挑戦した楽曲など、新境地を開拓した意欲作になっているという。
ジャニーズ退所後、バックパッカーとしてカンボジアなど東南アジアを訪れ、現地で感じたことを曲として書きためており、アルバムにはその際に制作した作品も含まれているのだとか。また、ジャケット写真は、自身の股間を絵を描いた紙で隠した衝撃のデザインになっているというのだ。
「音楽活動1本でいくのならば、民放地上波への出演がないので、ジャニーズ事務所から“圧力”をかけられることもない。渋谷の場合、バックアップしている業界の関係者もいるようで、関ジャニ時代からの固定ファンもいるので活動を軌道に乗せる要素は十分に整っている」(芸能記者)
そして、注目されるのは、ソロ歌手として活動する元ジャニーズ勢と比べてどのレベルまで行くかだという。
「ここ数年のジャニーズ退所者でソロに転向して成功しているのは元KAT|TUNの赤西仁ぐらい。元赤西と同じグループにいた田中聖も田口淳之介も活動が軌道に乗らず、結局、薬物に手を染めて逮捕(田中は後に不起訴)されてしまった。歌唱力は抜群の渋谷だけに、赤西よりも上に行ける可能性もありそう」(音楽業界関係者)
まずはどうやって活動を軌道に乗せるのかが注目される。