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できなかった危険ロケ告白の出川、電波少年伝説

 人気お笑い芸人の出川哲朗が8月15日深夜放送の『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ)に出演した。番組ではこれまでの危険ロケをふりかえり、唯一できなかったロケを暴露した。それはサメとキスをするものだった。内容は海に肉片を落とし、サメが食らいついているスキに、キスを試みる危険きわまりないもの。数々の危険ロケにチャレンジしてきた出川もさすがにこれはできないとスタッフにギブアップ宣言を出した。

 サメとの対決が行われたのは『電波少年インターナショナル』(日本テレビ系)シリーズである。番組では「STOPエイズキャンペーン」で世界各地のゲイバーに単身潜入したエピソードも語られたが、出川はほかにも数々の伝説を成し遂げている。

 「『電波少年インターナショナル』は、1990年代に『進め! 電波少年』の特別編として年に数回、スペシャル番組として放送されていました。ロケ地は国内ロケメインの『電波少年』とは異なり世界中が舞台です。レギュラーの松村邦洋、松本明子に加え、出川、キャイ〜ン、山崎邦正、ハウス加賀谷、つぶやきシローなどが登場しました」(放送作家)

 番組で出川がチャンレジしたのは大物との対戦企画であった。いずれもレジェンド級の人物に『電波少年』お得意のアポなしロケで挑んだ。

 「ヒクソン・グレイシーの道場破りに失敗した安生洋二に代わり、ロサンゼルスへ向かうも本人には会えずじまいでした。その代わり、息子のハクソン・グレイシーと遭遇し『ヒクソンを倒す』と豪語する出川にマジギレする場面が放送されました。さらに、オリンピックのレスリング競技において3大会連続金メダリストとなったアレクサンドル・カレリンへ挑む企画では、2度目の挑戦で本人と対面を果たし、体ごと投げられる目的を達成しています」(前出・同)

 いずれも勝つ見込みのない相手に挑みかかる無謀なものである。こうした企画をこなしてきた出川が“NG”を出すとは、相当ハードだったのだろう。いまだ過酷ロケをこなしつづける出川であるが“サメとキス”を超える企画はなさそうだ。

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