昨年公開の「アウトレイジ ビヨンド」は、かつてないせりふの銃撃戦が繰り広げられるという“究極のバイオレンス・エンターテイメント”。2010年公開の前作「アウトレイジ」で、ヤクザ社会の下剋上劇に決着がついたはずだったが、ヤクザ壊滅を図る警察が動き始める。前作で生き残ったビートたけし、三浦友和、加瀬亮、中野英雄、小日向文世に加え、関西ヤクザの西田敏行、塩見三省、高橋克典らが登場。アウトレイジ(極悪非道)な男たちのクライマックスが始まる。
「アウトレイジ」シリーズが大好きで、劇場で15、6回は見たという松村。たけしになりきったスタイルで登場し、マイクを持つと、ビートたけし、西田敏行、小日向文世、中尾彬のモノマネを連発して爆笑を誘った。前作で「インテリヤクザの悪い2人が出世したまま終わったんですよ」と紹介し、松村個人としては、インテリヤクザの台頭に納得がいかない様子。しかし、今作で、「武闘派がくる!」と武闘派ヤクザが活躍するという見所を紹介した。
また、「アウトレイジ ビヨンド」出演者のモノマネのほかにも、松田翔太や堺雅人のモノマネを披露。松村は、モノマネには、「感謝の気持ち」「ご本人への愛」「ご本人へのあこがれ」が必要と強調。“洗脳騒動”で話題となっている中島知子のモノマネをリクエストされると、いったんはビートたけし風に「どうも、中島知子です」などと話し始めるも、自分の声に戻って、「できないですねえ」とコメント。中島の現状については、「辛抱することかなと思います。いろいろ大変な状況の時はまた、苦しい状況もあると思いますが、そこは謙虚にがんばっていけたら、僕はいいと思います」「感謝でお仕事をされれば、僕はいい方向へ行くと思いますけど。でも、どういう状況かもわからないんですけど、人それぞれ大変な状況のときは大変な状況があると思うのです…」「苦しいときもあると思いますけど、がんばってほしいです」などと、言葉を選びながらコメントした。(竹内みちまろ)