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関屋記念 カンパニー 久々も不安なし

 実力馬が帰ってきた。「第42回関屋記念」(GIII 芝1600m 8月5日)の追い切りが今朝(1日)、東西トレセンで行われた。中でも、GIで再三好勝負を演じてきたカンパニーが、文句なしの仕上がりだ。昨秋の天皇賞以来だが、乗り込みは十分。鋭い末脚を生かすには新潟の長い直線は打ってつけ。32秒台の決め手で復活を飾るか。
 勝負の秋を前に、夏を制したい。昨秋の天皇賞以来、9カ月の沈黙を破り、カンパニーが復帰する。
 「早くからここ目標にしっかりと乗り込んできたから」と音無師は自信をのぞかせた。前走の天皇賞・秋は16着に大敗。隣の馬が暴れた影響で大きく出遅れた。ゲート再審査の憂き目に遭い、ここまで時間がかかった。だが、その分、放牧先でも時間をかけて丹念に調整することができた。
 栗東に戻ってからも坂路で山のように時計を出している。25日の1週前追い切りでは800m51秒5→37秒8→13秒2の好タイムをマーク。オープン馬のトシザヘネシーと互角に動いた。
 「順調に使っている馬と五分に動けた。ポン使いも利くタイプだし、いい感じで送り出せそうだよ」師は明るく表情でうなずいた。
 昨春の大阪杯を制し、GIでも好勝負を繰り返した。実績、実力ともに断然といっていい。このところ勝ち星から遠ざかっているが、これにも明確な理由がある。
 「小さい馬だから休む前に背負っていた58kgはかわいそうだった」その点、今回は56kgの恵量で出走できる。
 「1年以上勝ってないからね。このままいくと秋のGIに出走するのは(賞金的に)難しい。最低でも2着。何とか賞金を加算したい」と気合を入れた。
 自慢の決め手を発揮するのに新潟外回りは絶好舞台。上がり3F32秒台の末脚で復活星をもぎ取る。

 【最終追いVTR】福永騎手を背に坂路で追われた。終始、馬なりながらフットワークは実に軽快で、ラスト1Fは12秒1でフィニッシュ。馬体にも張りがあり、久々を感じさせない仕上がりだ。

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