この映画祭で上映した日本映画12本の中で唯一の受賞となった。「この映画祭に出品させたのは、ジャニーズの後継者といわれているジュリー副社長の力。後継者争いの中で、いままでジャニーズ内で誰もやった事のないことをしてパワーを見せ付けようという狙いだった。まさか賞をもらえるとまでは計算はしてなかったでしょう」とある芸能プロ関係者。
賞を受賞できるまでになったのは、やはり亀梨の存在は決して小さくない。「今回の映画祭でもそうだったんですが、オープニング作品として上映されたときに、会場に来たのはイタリアのファンだけじゃなく、スイスフランスなどの近隣国からも『亀ヲタ』が駆けつけているんです。『ジャニーズの仕込みか?』と思ってしまいそうですが、そうじゃない。ナゼか亀梨はヨーロッパ圏で人気あるんですよ」とある映画関係者はいう。
ジャニーズタレントといえば日本をはじめとするアジア圏での強さは確かにあるが、いくらインターネットなどで映像が見れるようになったからといって、ヨーロッパ圏での人気は不可思議なものがある。ただ、「確かに亀梨がやっている『DREAM BOYS』とかの舞台にちらほら白人の女性がいるんですよね。しかも劇場外で出待ちしてたりもするんです。それに、亀梨はお忍びでフランスに行ったりもするんですが、向こうの女性に逆ナンパされることも結構、あるそうですよ」と前出の映画関係者。いまのヨーロッパ圏は親日家が多い、日本の文化がいまブームなど言われていたり、後押しする背景も大きくあるだろうが、この受賞は亀梨を大きく変えるだろう。