広島公演は約1年ぶり、そして5月25日発売の通算12枚目となるシングル曲「閃光Believer」の衣装が初めて披露されたこともあり、メンバーが登場すると熱狂的に迎え入れられた。
中盤では、林愛夏から「新しいスタートを切る方が多い季節に、みなさんが前に進んで行けますようにという思いをこめて歌います」との紹介から新曲「閃光Believer」をメンバーが歌いだすと、テンポの良い楽曲に観客も自然と体が動きだし、大きな盛り上がりを見せた。
この楽曲は、フジテレビ系列全国ネット「奇跡体験!アンビリバボー」(毎週木曜19:57〜放送)4月クールエンディングテーマとしてON AIR中であり、今年1月に発売された前作「走れ、走れ」に続き、2クール連続となるタイアップに抜擢されている。
今回のツアーはすべてメンバーがセットリストと演出を考えていて、広島公演も1部が傳谷英里香、2部を林が担当。共通テーマとして「出会い」が掲げられ、傳谷は様々な出会いをセットリストで表現し、林は「会場で出会ったみなさんが盛り上がれる楽曲を」と同じテーマでありながら、趣向の違うライブとなった。
昼夜2公演とも、ベイビーレイズJAPANのライブらしい、熱く、楽しい盛り上がりを見せ、観客は満足げな表情で会場を後にした。
まだまだ続くツアーは、今後、新衣装と新曲という武器を得て、ますます熱く、楽しく、盛り上がる公演となっていくに違いない。夏の終わりに開催される「EMOTIONAL IDOROCK FES.」に向けて、勢いを増していくベイビーレイズJAPANが熱く感じられるライブだった。