関根が悦子夫人を伴い、東京地裁に現れたのは1月23日。10時10分から700号法廷で行われた裁判は自宅建設にまつわる損害賠償請求事件で、関根は被告として出廷し、尋問が行われたと、きょう発売の「女性自身」が報じている。
同誌は関根が出廷した90分のもようを掲載しているのだが、訴えたのは都内に住むA夫妻。A夫妻と関根夫妻は、犬の散歩を通じて03年ごろ知り合い、互いの家を行き来するようになったとか。あるときA夫妻が関根夫妻に住宅建築を考えていると話したところ、関根夫妻からB社長を推薦された。その結果、A夫妻はB社長の兄弟の経営する建設会社C社と契約を結び、04年7月に都内に一戸建てを建設することになった。
ところが入居後、この家が欠陥住宅と判明、おまけに紹介されたB社長の名刺の内容もでたらめだったという。そこで起こされたのが今回の裁判だ。A夫妻は建設を請け負ったC社、関根夫妻、設計を請け負った設計士などを相手取り約6000万円の損害賠償訴訟を請求した。
A夫妻側の弁護士は、同誌に対し「建物に不具合があることは、C社も認めているが、業者の支払い能力には疑問がある。関根氏とC社、B社長とのつながりはかなり深いと考えている。関根氏の家もC社が建設しており、A夫妻がB社長から聞いたところでは、関根氏から10〜20件、建築先を紹介されている。それが事実なら、A夫妻への紹介は単なる好意だけにはとどまらない」とコメント。一方、関根側の弁護士は「そもそもの付き合いの始まりは、奥さま同士が犬友達だったこと。関根夫人が業者を紹介したのは間違いないが、そこに勤さんは関与していない。関根さんはその業者の広告塔的な役割も一切していない」と語っている。
同誌では、当日の関根への尋問のようすが詳細に書かれているが、傍聴席のA夫人が関根に向かって悲鳴を上げる一幕もあったようだ。裁判の審判は3月末に下されるそうだが、関根も意外なところで大変な思いをしているようだ。