「おかあさんといっしょ」は、低年齢児の情緒や表現、言葉、身体などの発達を助けることを狙いとした番組で1959年にスタート。小林は2005年4月から14年間にわたり、「よしお兄さん」として子供たちに親しまれてきた。番組では元気いっぱいの振り付けで人気があった体操「ブンバ・ボーン!」の印象が強い小林だが、実は当初の体操は別のもの。2014年3月までは「ぱわわぷたいそう」という体操をしていた。ブンバ・ボーンに変わったのは2014年の4月からとのこと。開始の合図は「ウッ!ハッ!」だった。
小林はスタジオの子供たちを1人でまとめて「ブンバ・ボーン」をしている姿が人気だった。ブンバ・ボーンの最中もスムーズに歌って踊りながら子供たちをフォローしたり、他の出演者が前に出ている間も後方で子供たちと優しく接していた。これが子供にも保護者にも好評だった。
小林の務めた14年間は同番組の「体操のお兄さん」「歌のお兄さん」「歌のお姉さん」も含めて歴代最長だった。
この報道を受けて、「兄さん卒業」「かあさんといっしょ」や「ブンバボン」がそろってツイッターのトレンドに入り、大きな話題となっている。
「長男のころから見てたから寂しくなるなぁ…4月から三男と見るころには2人はいないのかぁ」「衝撃の事実に子どもが涙目」「当時3歳の子も、もう17歳になってると思うと素晴らしい活躍でした」「よしお兄さん、りさお姉さん、長い間お疲れさまでした」
ネット上では小林の卒業を惜しみつつ、感謝する声が飛び交うこととなった。
12代目・体操のお兄さんには福尾誠、初代「体操のお姉さん」には秋元杏月がそれぞれ就任するというが、ネット上では早くも“よしお兄さん・りさお姉さんロス”の様相を呈している。4月からの新しいお兄さん、お姉さんの活躍にも注目が集まる。