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中国ファーウェイ「世界中の天才少年を集めてアメリカに勝つ!」と宣言

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提供:週刊実話

 トランプ政権の標的にされている中国IT企業のファーウェイは、ハードウェアとソフトウェアに「バックドア」を潜ませていることや政府とのつながりがあるという指摘について強く否定している。しかし、7月6日に英紙テレグラフは衝撃的な事実を報じた。《ファーウェイ社員の履歴書が漏洩し、一部社員が過去に中国の諜報当局に協力したことを認めた》という内容だ。

 調査したシンクタンク『Henry Jackson Society』は、「今回の調査結果は、ファーウェイと軍傘下のサイバー組織とのつながりが、想像以上に強いものであることを示している。さらに米企業にサイバー攻撃を仕掛けた軍の部門出身者などがいる」と警鐘を鳴らした。

 この報道に対し、ファーウェイは、「どの国でも大手通信企業は政府組織出身者を採用している」と反論したが、米紙ワシントン・ポスト7月5日付に掲載されたオピニオン記事は、《中国の反論はその通りだが、より重大な懸念は、ファーウェイがこれまでその事実を認めてこなかったことであり、同社と中国政府の双方がつながりを秘密にしていることだ》と鋭く批判した。

 とはいえ、ファーウェイが中国政府の代理で情報を入手していた明確な証拠はまだ見つかっていない。

 同社の創業者、任正非CEOは6月27日、「組織の活性化のために、世界から天才少年を招く」という意向を明らかにしている。同CEOは、「ファーウェイは世界の先頭を走り、自ら標準を作り、他社が付いてくるような企業にならなければならない」と訴え、「今年は世界から20〜30人、来年は200〜300人の天才少年を招へいする。天才少年たちはドジョウのように、ファーフェイの組織に刺激を与えてくれるだろう」と述べた。

 そして最後に、「今後3〜5年で“武器”を総入れ替えして、この戦争に必ず勝つ」と、対アメリカをにらんで社員の士気を鼓舞した。さすが超こわもての習近平国家主席をバックにしているだけに鼻息も荒い。

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