公開を控えた映画「空母いぶき」(24日公開)で首相役を演じる佐藤は同誌のインタビューで、「ストレスに弱くて、すぐお腹を下してしまうっていう設定にしてもらった」と役どころを説明。
また、「最初は絶対やりたくないと思いました(笑い)。体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代にある」などとも発言していた。
その発言を受け、ネット上では、潰瘍性大腸炎を患っている安倍晋三首相を「揶揄している」などと批判が殺到。安倍首相と親交がある作家の百田尚樹氏らがSNSで怒りの声を上げていた。
各スポーツ紙によると、イベントで佐藤は主演のV6・岡田准一らとレッドカーペットに登場。リムジンで共演者らと乗り付けた後、ゆっくりと歩きながら、沿道の招待客に笑顔を向けたという。
佐藤は主演の岡田らを「殺し屋」として仕込んだ役。「ボス役の僕がバブル期によく見かけたリムジンにやっと乗ることができて幸せでした」と話し、ネット上の批判については触れず。退場時には、場内に大音量の音楽が流されたという。
「主演がほかの事務所のタレントだったら、主催者側も佐藤に発言の機会を与えて記事を大きく扱ってもらおうと考えたかもしれないが、岡田はジャニーズ事務所の所属。とにかく、記事は“岡田ファースト”にならないと許されないので、佐藤に発言する機会を与えなかった」(ワイドショー関係者)
イベントの同日、「空母いぶき」の公式サイトが更新され、舞台あいさつの詳細を発表。東京、大阪、名古屋を会場に計9回行われる予定で、主演を務める西島秀俊、佐々木蔵之介、そのほか若松節朗監督らが登壇するが、その中に佐藤の名前はなかった。
「佐藤は現在、3社のCMに出演中。14日もCMが放送されていたが、これ以上騒動が拡大すると、降板危機を迎える可能性も。そのため、炎上問題については発言を控えて、ほとぼりが冷めるのを待つことになりそうだ」(芸能記者)
インタビューでの発言の真意が気になるところだ。