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トレンド 2011年04月25日 11時45分
山口敏太郎の映画評『鬼神伝』〜鬼神と科学、正義のあり方
高田崇史氏による小説『鬼神伝』がアニメーションになった。同作品は、鬼vs人の戦いを通して日本史の底流に流れる暗部をえぐり出している秀作だが、映像で何処まで再現が可能なのか。どのような形に仕上がったのか、大変興味深く拝見した。 勿論、筆者は作家という職業柄、おおよそのストーリーラインは予想していたが、良い意味で期待通りの“王道的展開”で安心して楽しむ事が出来た。久々に子供たちに推奨できる良心的な作品であるといえよう。 主人公は頼りない未成年。何気ない日常の中で異人と接触、異界に救世主として招かれる。己の運命に翻弄されながら救世主として覚醒し、対立概念を持つ対抗勢力と戦うが、その鬼と呼ばれた勢力にも違う見地からの正義があった。 このあたりの設定は、『ハリーポッター』シリーズや『ナルニア国物語』でも同様であり、いわば“思い切り定番”ではあるが、平凡な日常生活の狭間に異界との接点を見出したがる未成年にはくすぐられる展開である。特に鬼とされた反体制派の人々が、朝廷の大義の名のもとに滅ぼされていく過程は、『もののけ姫』で描写された山に生きた化外の民と平地民との対立を踏襲しており、価値観の多様化を育成する意味でも未成年にはよく考察してもらいたいテーマである。 この映画を見て痛感した事は、権力という名のもとに偽善を駆使し、真実を闇から闇に抑え込もうとした結果、大きな人災を招いてしまった原発問題との類似性である。いつの時代でも権力を持つ者は、大義のため世のためと己に嘘をつき、エゴに満ちた過ちを犯す。 今回の作品でも偽善という仮面を被った権力者が真の悪として登場するが、その姿は科学という魔術を盲信し、国や大企業の利益のために庶民を犠牲にしようとした現政権や官僚たちと重なる。正義とは各自が自身に言い聞かせる“言い訳”であって、絶対なる正義など存在しない。今回の作品では正義論を考えさせられた。(山口敏太郎)※『鬼神伝』は、4月29日より全国ロードショー。※写真はすべて「(C)ソニーピクチャーズエンタテインメント」。
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スポーツ 2011年04月25日 11時45分
大乱闘! スターダム開幕戦
スターダムSeason2「grows up stars2011]の開幕戦が24日、東京新木場1stRINGで行われた。 前回の大会で高橋奈苗とのシングルで敗れた世IV虎は金髪を真っ黒に染めて高橋とのタッグで登場した。相手は世IV虎が親分と慕っている夏樹☆たいようと美闘陽子。 試合は高橋と夏樹が激しいチョップ合戦から始まり、続いて登場の世IV虎は強烈なタックルで夏樹をすっ飛ばす、美闘は世IV虎に重爆キックから逆エビで攻め立て、4者入り乱れてのハイスパートレスリングの応酬で観客はヒートアップ。最後は美闘のハイキックが夏樹に誤爆したところをすかさず高橋がナナラッカで夏樹を叩き付けフォールを奪った。勝利を飾った高橋はマイク握りを世IV虎に向かって「お前が親分、親分と言って慕っている夏樹がこの姿だ。黙って私についてこい。一流のプロレスを教えてやる」と絶叫した。世IV虎はじっと高橋を睨み「お前ふざけるな!」とマイクで殴リかかり大乱闘になった。 「てめえよ、うちの親分の事を侮辱しやがって、今回は仁義でタッグを組んでやったが、自分は親分と組んで高橋奈苗を倒したいんだ。ここにいるお客さんは高橋奈苗のメインなんか見たくないでしょう? 次回ウチと親分のシングル対決がメインでしょう」と満員の観客席に訴えかけた。世IV虎は得意げに「この凄い歓声に応えられる試合をしたいと思うので皆さんよろしくお願いします」と強引に締めた。△ゆずポンマスク(時間切れ引き分け)△夢○悲恋(10分22秒)●須佐えり3WAYマッチ○星輝ありさ(8分20秒)●岩谷麻優 愛川ゆず季(勝敗に無関係)○高橋奈苗・世IV虎(21分27秒)●夏樹☆たいよう・美闘陽子(アミーゴ・タケ)
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トレンド 2011年04月25日 11時45分
コラム【ドラマの見どころ!】加山雄三、モックン、岡田将生。実写版ブラック・ジャック美の系譜。『ヤング ブラック・ジャック』
今日の【ドラマの見どころ!】は、単発ドラマ『ヤング ブラック・ジャック』(岡田将生主演、日本テレビ系)、土曜9時枠も水曜10時枠「リバウンド」も引っ張りに引っ張りまくってもう4月が終わっちゃう日本テレビのドラマ枠。これは後からスタートして目立たせる、キムタク方式なのかしら。でも「熱中時代」とか手塚マンガのブラック・ジャックの若い頃の話とか、スペシャルドラマはいいとこ突いてるわ。来週はデカワンコやるみたいだし、もう「高校生レストラン」やらないでいいんじゃないの。 あるクリスマスの日、連続爆破事件に巻き込まれ、東慶大学病院に運び込まれた幼い少年・時生(大江駿輔)と母親の美都子(戸田菜穂)。外科医の本間(市村正親)の手術により時生奇跡的に一命をとりとめた時生は、ずっと意識を取り戻すことなく眠り続ける母美都子を医師になっていつか目覚めさせようと決意する。24歳になった時生(岡田将生)は医学生の傍ら、無免許で患者の命を救う天才的な医者として暗躍していた。そんな時生に興味を持った、本間の娘の医大生の優奈(仲里依紗)は、なんとか父と時生を再会させようとするが…。 古くは加山雄三、11年前にはモックンこと本木雅弘がドラマで、ビデオ作品ではコワモテ俳優の隆大介が、宝塚では真矢みき(安寿ミラ)が、アニメでも放送していたし、とにかくいろいろなかたちで私たちに提供されるブラック・ジャック(BJ)。坂本龍馬と同じで国民的人気キャラだけに誰が演じてもしっくりこなかったこの役を、なぜか超若手の岡田将生が演じて初めてスッキリした感じ。溝端淳平のコナンとか、嵐・大野の怪物くんとか、今や実写化は日テレのお得意芸になりつつあるわ。 これが原作どおりなのかはわからないけど、謎の天才外科医ブラック・ジャック先生は究極のマザコンだった事が判明。延命装置で生きながらえる母美都子の戸田菜穂がきれい。寝てるのにツンと胸が突き出てて、あんなに巨乳だったっけ。巨乳といえば月9も出演中の仲里依紗にも注目。最初仲さんがピノコちゃん役なのかと思ったけど、女医の卵の優奈がなんだかとっても色っぽい。これは? 岡田くんと何かあったか。 優奈の妹・渚(波瑠)が突然倒れ、内臓が壊死する病気で臓器移植が必要になる事態に陥り、優奈の家族は窮地に立たされる。そこに無免許医の時生が現れ、優奈の婚約者・直樹(小澤征悦)は激しい怒りに襲われる。この婚約者こそ…(漫画にたびたび登場するBJのライバルのアノ人に!)。これはシリーズ化を期待しちゃっていいのかしら? (チャッピー)
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トレンド 2011年04月25日 11時45分
人生の第二幕をいかに生きるか、夫婦の出発(旅立ち)物語。『出発の詩集〜モスクワからの退却〜』加藤健一事務所
ずっと一緒に暮らしてきた夫婦が、何もかも分かり合えているとは限らない。妻は夫に、夫は妻に何かしら譲れない不満を抱えたまま、何年、何十年と表面上は仲良く暮らし続ける事だってある。それがある日ぱんと弾けたら…。 加藤健一事務所 vol.78公演『出発の詩集〜モスクワからの退却〜』(読:たびだちのアンソロジー〜モスクワからのたいきゃく〜、作:ウィリアム・ニコルソン、演出:鵜山仁、4月27日(水)〜5月1日(日)下北沢・本多劇場で上演)は、そんな問題を抱える一組の夫婦の物語。長年妻の皮肉に耐えきれず、33回目の結婚記念日を目前に別れを切り出す初老の教師と、受け入れがたい事実に打ちのめされる妻。その間で揺れる、独身男の長男。個人主義的で「人と一緒に暮らす事が苦手」とされるイギリス人の離婚劇を、加藤健一 久野綾希子 山本芳樹(Studio Life)の人間味豊かな役者たちが日本人にも共感できるキャラクターに置き換え熱演。寒さと飢えで多くの兵を失い、ナポレオン1世を窮地に追い込んだ壮絶なロシア遠征の記録『モスクワからの退却』に、夫エドワードがなぞらえたものは?夫に執着する妻が若き日の夫婦の思い出が詰まった詩集(アンソロジー)に痛切な思いを込める。家族の心理的な葛藤の末に、やがて訪れる穏やかな時間。人生の第二幕をいかに生きるか、夫婦の出発(旅立ち)物語。写真撮影:石川純加藤健一事務所vol.78公演『出発の詩集〜モスクワからの退却〜』(たびだちのアンソロジー〜モスクワからのたいきゃく〜)2011年4月27日(水)〜5月1日(日)下北沢・本多劇場作:ウィリアム・ニコルソン訳:小田島恒志演出:鵜山仁出演:加藤健一 久野綾希子 山本芳樹(Studio Life)前売好評発売中(全公演で当日券販売)<お問い合わせ>加藤健一事務所<HP>http://homepage2.nifty.com/katoken/
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トレンド 2011年04月25日 11時45分
目の錯覚を自覚せよ
「コレとアレ、どっちが大きい?」とか、「上のと下の、どっちが長い?」みたいなのってありますよね? 結局「どっちも同じだよ〜」っていう目の錯覚のやつ。 そんな錯視のパターンを見られるのが「THE錯視I.GA」(http://itunes.apple.com/jp/app/id431605483)。「形の錯視」10パターンに「明るさの錯視」2パターンが収録されていて、解説とともに「目の錯覚」を体験できるアプリだ。「どうせ、同じなんでしょ?」とわかってはいるのだけど、どうしても錯覚してしまうのがちょっと悔しい。 「これが何に役に立つのか?」と言われると、たぶん何も役に立たないんだけど(笑)、錯視パターンの名前を覚えるぐらいはできるかな。オッペル・クント錯視とか…。(谷りんご)
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レジャー 2011年04月24日 17時40分
皐月賞、オルフェーヴル圧勝! 2着に3馬身差
東日本大震災の影響により、23年ぶりに東京競馬場で開催された競馬の「皐月賞」(GI・芝2000メートル、24日・18頭)は、中団を進んだ単勝4番人気のオルフェーヴル(池添 謙一騎手)が最後の直線でメンバー最速の差し脚を爆発させ、1番人気のサダムパテック(岩田 康誠騎手)に3馬身という決定的な差を付けて圧勝。クラシック3冠(皐月賞・ダービー・菊花賞)の第一関門を突破。ダービーで2冠制覇が俄然、現実味を帯びてきた。2分0秒6。 ドリームジャーニー(牡7歳、09年宝塚記念、有馬記念、06年朝日杯FS)は全兄。 3着ダノンバラード(武 豊騎手)。単勝2番人気のナカヤマナイト(柴田 善臣騎手)は5着に終わった。 池添騎手、池江 泰寿調教師とも皐月賞は初勝利。「配当」 単勝(12)1,080円 複勝(12)300円(4)130円(2)550円 枠連(2)(6)570円 ワイド(4)(12)630円(2)(12)3,840円(2)(4)1,330円 馬連(4)(12)1,260円 馬単(12)(4)3,740円 3連複(2)(4)(12)9,220円 3連単(12)(4)(2)5万5,450円*レース結果については、必ずJRA公式発表でご確認ください。
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芸能 2011年04月23日 17時59分
AKB前田敦子のソロデビューが決定!
アイドルグループ、AKB48のメンバーである前田敦子がソロデビューすることが、発表された。 本日23日に名古屋ドームで行われたAKBの全国握手会において、本人の口からあきらかになり、会場は大歓声に包まれた。ソロデビューする楽曲は自身も出演する6月4日公開の映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の挿入歌「Flower」。 AKB48では、昨年、メンバーである板野友美がソロデビュー。前田は初期メンバーとして結成当初から参加し、メディアに出演する時などは、センターポジションをつとめるAKB48の中心メンバー。満を持してのソロデビューとなる。
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芸能 2011年04月23日 17時59分
スーちゃん死去で「全キャン連」はどうなるか?
キャンディーズの元メンバーで「スーちゃん」の愛称で親しまれた女優の田中好子さんが21日、乳がんのため亡くなった。55才の若さだった。あの健康的なキャンディーズの中でも、特に元気なイメージのあったスーちゃんだけにその「死」を受け入れるのはあまりに辛く、厳しいものがある。 さて、キャンディーズで忘れてはならない存在が、一時期5万とも10万とも言われる会員数を擁した「全国キャンディーズ連盟」こと「全キャン連」である。キャンディーズは1978年に解散してから、一度も復活をしなかったため、全キャン連ももちろん活動することはなかった。 しかし、キャンディーズが解散してから30年目の2008年、東京ドームシティで行われた「全国キャンディーズ連盟2008大同窓会」で全キャン連は見事に復活していたのだ。 この「大同窓会」は当時からのファン、新たなファンを含めて2000人余りが集まり大盛況に終わり、それから1年後の2009年、全キャン連は「日本キャンディーズ協会」に名前を変え、新宿ロフトプラスワンなどで「キャンディーズナイト」の名前でイベントを開催していた。 4月3日にも「解散33周年イベント」をアミューズミュージアムで開催したばかりで「日本キャンディーズ協会」は連帯感を強めていただけに、スーちゃん急逝のショックは計り知れないものがあるだろう。22日付の日本キャンディーズ協会のブログでは副会長氏が「とにかく言葉がありません」と記事を出し、供花を添えるためのカンパを募集している。 全キャン連の名はキャンディーズファン全体の総称であり、誰でも名乗ることが出来る。公式HPの冒頭には「現役時代を知っていようが関係なく自分が全キャン連の一員だと 思えば、誰でも全キャン連です」と書かれており、ファンになったその瞬間から会員になれる。今回の訃報をきっかけにファンになった人でも大丈夫なのだ。 全員揃ったキャンディーズはもう見られないが、ファンがいる限り全キャン連は「永遠に不滅」だろう。(蟹山)
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芸能 2011年04月23日 17時59分
バナナを××して欲しい芸能人
人気サイト<センタク>に『目の前でバナナを咥えてほしい芸能人』2010年のデータがあった。 それによると、一位がダントツで沢尻エリカ。二位・蛯原友里、三位・原幹恵と続いた。 「別に」騒動は2007年秋頃のことだから、沢尻は結構人気があるのかと思ったが、夫への「キモい」発言疑惑が2010年の春。やはり、時の人だったということだろうか。 原は、先日も人気バラエティー[コレってアリですか?](日テレ・毎週火曜夜9時)で、タカアンドトシのタカ扮する芸能マネージャーを翻弄する人気アイドルをセクシーに熱演。言われてみれば、なんとなくそのような光景が見てみたい。二位の蛯ちゃんは、鉄板人気だろう。きっとそうだ。 バナナといえば、上戸彩だろうか。上戸は、無類のバナナジュース好きで知られているのだ。 その上戸、昨年のドラマにおいては、毎回バナナを咥えるシーンがあった。2010年の[絶対零度](フジ)では、自ら咥えたり人に咥えさせられたり、様々なシチュエーションでバナナをてっぺんからカプリ。その期待は裏切られない。 そのいっぽうで…。 「究極は、ほしのあきでしょう。泥まみれで、バナナを咥えてカックンカックンいっちゃってるDVDがあるんです。これ以上のバナナシーンは見たことがありません」(アイドル通の放送作家) 氏によると、こんなシーンの撮影時のADには注意が必要だ、ということだ。なかなか意味シンであるが…?
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レジャー 2011年04月23日 17時59分
皐月賞(GI、東京芝2000メートル、24日)藤川京子のクロスカウンター予想!
東京11R、皐月賞は◎サダムパテックがクラシック一冠目を制します。 前々走の朝日杯2歳Sは、道中掛かってコントロールが利かなくなりながらも0秒2差4着。そんな中でも強気に勝ちに行く競馬をしましたから、上々の内容でしょう。 続く前走の弥生賞では、折り合って追走し、直線で力強く抜け出し見事に勝利を収めました。着差以上の勝ちっぷりに、改めて能力を高さを感じた一戦。昨秋の、東京スポーツ杯2歳Sでは3馬身半で圧勝しており、東京コースは実力をフルに発揮できる場です。 今年になって体重も増え、馬体も成長。この中間も実に充実しており、臨戦過程もいいですね。4番枠もプラスに出そう。ロスのない競馬でうまく立ち回り、横綱競馬を実戦します。(4)サダムパテック(1)ステラロッサ(5)ナカヤマナイト(11)ベルシャザール(9)カフナ(6)ダノンミル(10)エイシンオスマン馬単 (4)(1) (4)(5) (4)(11)3連単 (4)-(1)(5)(11)(9)(6)(10)-(1)(5)(11)(9)(6)(10)サダムパテック 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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