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芸能 2013年10月01日 11時45分
暴行被害のロバート馬場裕之が事件の状況を報告「ちょっと驚きましたね」
お笑いトリオ・ロバートの馬場裕之、山本博、秋山竜次、タンレントの乙葉が30日、都内で開催されたアステラス製薬とアストラゼネカの「チェンジ喘息!トークイベント」に登場。19日に東京都目黒区の路上で男から蹴られ軽傷を負ったロバートの馬場は、馬場が一人で歩いている際に発生したという事件当時の状況を、「急に蹴られたんですよ、ほんと。『クスリやってんだろう』って言って。風邪薬くらいしかやったことないんですけど」と報告。ケガを心配する声には「かすり傷くらいなんです。ぜんぜん」と答え、「ちょっと驚きましたね」と心境を明かした。「とにかく(犯人が)見つかってほしいです。見つからないと(犯人へ)何も言えないので。(被害届も)出しましたんで」と語った。 この日は、喘息患者が健康な人と同じ生活を送ることを目指す「チェンジ喘息!啓発キャンペーン」のナビゲーターを担当する乙葉と、ロバートの3人がトークショーを行った。8歳で喘息と診断され、現在も治療を続けているという乙葉は、「喘息で悩まれている方、以前の治療法しか存じていない方もたくさんいらっしゃると思いますので、自分に合った治療法を続けて症状のない、不安のない毎日を過ごしてほしいと思います」とメッセージを送った。また、喘息患者の日々の治療をサポートするスマートファンアプリ「チェンジ喘息!アプリ」が10月1日にリリースされる。(竹内みちまろ)
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芸能 2013年10月01日 11時45分
歌手の西川貴教が吉村由美との復縁を否定
飲食店などを経営する男性と別居が報じられた女性デュオ「PUFFY」の吉村由美との“急接近”が一部週刊誌やインターネット上などで報じられた歌手の西川貴教が30日、自身のツイッターで「そういった可能性はないのでファンの皆様ご安心ください♪」と再婚説を否定した。 西川と吉村は1999年に結婚するも、2002年に離婚。その後、吉村は再婚し、昨年8月には第一子となる男児を出産していた。
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芸能 2013年10月01日 11時45分
HKT48 研究生公演が1周年
2012年9月30日に、HKT48初めての研究生公演「PARTYが始まるよ」をスタートし、1周年を迎えた。HKT48二期生にとっては、劇場公演デビューから同じく1周年となる。 HKT48初めての研究生による公演、「PARTYが始まるよ」をスタートし、1周年を迎えた。総公演回数は201回となる。公演前の影アナでは、二期研究生を引っ張ってきた、一期研究生の安陪恭加が、「今日でPARTYが始まるよ公演、一周年を迎えました!!」と呼びかけ、同じく一期研究生の今田美奈が「今日は研究生全員で円陣をしたいと思います!!」という声に続き、掛け声とともに舞台上で研究生24名全員で円陣を行うと、お客様からは大きな拍手が起こった。 また、11月5日(火)「PARTYが始まるよ」公演が千秋楽、そして2013年11月17日に、HKT48研究生「脳内パラダイス」公演をスタートすることが発表され、劇場内からは「おめでとう!!」という大きな歓声と拍手が起こった。
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レジャー 2013年10月01日 11時45分
ハッシーの地方競馬セレクション(10/2)「第47回東京盃(JpnII)」(大井)
イケメン強し! 先週船橋競馬場でおこなわれた「東京中日スポーツ盃」。本命に推した目がぱっちりとしていて流星が綺麗なイケメン・平岡祐太ことガンマーバーストは、まずまずのスタートを切ると馬なりのまま好位3番手の位置取り。3コーナー入口からギアを上げ始め先頭を捕えにかかる。直線に入り追われると力強い走りであっという間に後続を引き離し3馬身差の圧勝。いや〜さすがイケメン。顔を汚すことなく涼しい顔しての圧勝で、また一歩重賞制覇に近づきました。今後もイケメン・平岡祐太ことガンマーバーストから目が離せません。 さて、今週は「第47回東京盃(JpnII)」が大井競馬場でおこなわれます。JBCスプリントに向けての前哨戦。ハイレベルな戦いを見逃すな! ハイレベルの戦いを制するのはこの馬! 深い顔を持つ平井堅こと深い砂が合うタイセイレジェンド。これまで中央以外の1200m戦で連対を外したのはドバイゴールデンシャヒーンのみ。深い砂の地方では連対率100%を誇ります。さらにここ2戦は59kgの斤量を背負ってのもので、1kgでも軽くなる今回は大幅に条件プラス。追い切りでは軽快なフットワークで駆け上がっており、JBCスプリント連覇に向けてまずはリベンジです。 相手筆頭はハードデイズナイト。目下4連勝中の本馬ですが、逃げ、先行、差しと戦法はバラエティに富んでおり、どこからでも競馬が出来る強みがあります。前走はゴール直前でも脚色が変わらない余裕の勝利で、中央馬相手でも調子の良さで一矢報いることでしょう。 ▲は本格化したアドマイヤサガス。ここ6戦だけを見ても5戦3勝2着1回と完全に本格化した本馬。唯一の不安を挙げるとすれば初の1200mですが、スタートが悪いわけでもなく、追走に苦労したようなこともないので、1200mでも対応できるでしょう。 以下、内枠の岩田騎手に乗り替わったテスタマッタ。◎(14)タイセイレジェンド○(7)ハードデイズナイト▲(13)アドマイヤサガス△(1)テスタマッタ買い目[馬単]4点(14)⇔(7)(13)[3連単]4点(14)→(7)(13)→(7)(13)(1)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。
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スポーツ 2013年10月01日 11時45分
9・27統一球問題で指摘されたコミッショナーの勤務態度
NPBが臨時理事会を開いたのは、9月27日。統一球の隠蔽疑惑に関する第三者調査・検証委員会による報告を受けるためだが、加藤良三コミッショナー(72)の退任の是非が改めて問われ始めた。 「加藤氏の任期は10月25日まで。日本シリーズの前日ですよ…。NPB事務局が代役を立てて優勝チームの表彰等を行う段取りになっていますが、『何故、この時期に?』という疑問が残ります」(関係者) 取材陣が目を疑ったのは、同理事会後に設けられていた記者会見場でのことだった。壇上には、当初、『7つの席』が設けられていた。第三者委員の3人の弁護士と、その特別アドバイザーを務めた桑田真澄氏、セ、パの理事長と加藤氏が揃って出席すると伝えられていたのだが、会見開始の約20分前、椅子が1つ片づけられた…。 加藤氏は会見には出席しないというのだ。加藤氏は「私から付け加える内容はない」と言い残してクルマに乗り込んだが、席が用意されていたということは、NPBは『コミッショナーが同席しなければならない』と判断し、加藤氏が拒んだと見るべきだろう。 「氏は球宴で12球団選手、関係者から冷たい目線を向けられ、一部から無視されたそうです。この時点で辞任の意志を固めたとも聞いていますので、そのタイミングを見計らっていたのでしょう」(前出・同) その通りだとすれば、外務審議官、駐米大使も歴任した外務官僚とは思えない行動である。加藤氏は一連の統一球問題について、「騒ぎを起こした。いろいろ経過はあるが、すべて私の責任だ。(ボールの反発力を変えていたことを)私が報告を受けていなかったのは、本当に事実。報告を受けていなかったのは私の罪だ」(辞任表明より)と語っていた。騒動を巻き起こしたのも『罪』だが、会見に出て事態を説明しようとしないこと、プロ野球ペナントレースのハイライトとも言うべく日本シリーズに立ち会おうともしない行動も、理解できないものである。 加藤氏がドタキャンした会見後、桑田真澄氏がこう語っていた。 「加藤氏のこれまでどれだけ野球界に貢献したか、野球界の仲間は忘れちゃいけない」 第三者委員会は現コミッショナーの非常勤という勤務体制も批判したという。桑田氏の言葉は正論だが、NPB関係者も複雑な表情を浮かべていた。
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社会 2013年10月01日 11時45分
仙台の中学校長が路上で女性の下半身をお触り
あろうことか、学校の校長先生が痴漢をしてしまうとは…。 宮城県警仙台中央署は9月29日、路上で女性の下半身を触ったとして、同市立将監(しょうげん)東中学校校長の男(58=同市太白区八木山香澄町)を、県迷惑防止条例違反(痴漢行為)容疑で現行犯逮捕したと発表した。 同署によると、校長は「一切やっていない」と容疑を否認している。 逮捕容疑は、28日午後9時40分頃、同市青葉区一番町4丁目の路上で、同市泉区の20代の女性会社員の下半身を、左手でスカートの上からすれ違いざまに触ったとされる。 一緒にいた女性の友人が取り押さえて、110番通報。駆けつけた同署員に引き渡した。校長は現場近くの店で酒を飲んだ後だったという。 市教育委員会は29日に、市役所で緊急の記者会見を開き、「教育に対する信頼を損ねたことについて、お詫び申し上げる」と陳謝し、「事実関係を確認の上、厳正に処分し、再発防止に努める」としている。 校長が逮捕されるという異常な事態を受け、将監東中学校では30日朝、臨時の全校集会が開かれた。同集会では市教委の担当者が、事件の概要を説明し、生徒たちに謝罪。その上で、「今後も落ち着いて学校生活を送ってほしい」と伝えたという。 校長自身は容疑を否認しているが、目撃者(被害者の友人)もおり、校長には分が悪いのは確か。教育者、しかも学校のトップに立つ人間が、酒に酔ったからといって、ハレンチ行為に及ぶのはまずいだろう。(蔵元英二)
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社会 2013年10月01日 11時00分
テレ朝新本社工事で死亡事故 「お祓いが必要」? 妙な予感
テレビ朝日の新社屋工事現場で死者が出て、関係者を困惑させている。 テレ朝は今年10月、港区西麻布1丁目に17階建ての新本社ビル『EXタワー』と多目的ホール『EXシアター』を完成させる。総敷地面積は1140坪。 ところが、完成前に“ある事故”が起きた。9月13日午前7時過ぎ、17階屋上の変圧器の前で、21歳の男性作業員が死亡しているのが発見されたのだ。 男性の前には6600ボルトの大型変圧器があり、手には電気が流れた痕跡が見られた。そのため、警視庁は「男性はなんらかの理由で感電死した可能性が高い」とみて事故扱いにした。 この一件は、テレビのニュースでも放送された。陽光を反射する高層ビルが映されたとき、テレ朝の一部社員は“あのとき”を思い出したという。 それは'03年4月の出来事だった。六本木ヒルズ内に現在の新本社ビルが完成、そのお披露目イベント『新テレ朝誕生祭』最終日の4月13日午後2時頃、一般開放スペース『アトリウム』の天井板が、集中豪雨による雨漏りではがれ、落下したのだ。 「吹き抜け6階の天井板5〜6枚が、はがれてたるんでいるのをテレ朝関係者が見つけた。修理のため、すでに入場していた関係者は立ち入り禁止とした。結果として天井板は落下したが、早めに対応したためにけが人は出なかった。だが、編成など視聴率戦争に身を置く社員は妙な予感に身震いしたといいます」(テレ朝関係者) というのも、現在はトップを走るテレ朝だが、'03年当時は万年4位が続いていたからだ。 「“振り向けばテレビ東京”という状況でした。天井板が落ちたので『視聴率も下落し、テレ東にも負けるんじゃないか』と心配する編成関係者も少なくありませんでした」(前出・テレ朝関係者) 新社屋ができるたびに、ハプニングに悩まされるテレ朝。お祓いが必要なのではなかろうか。
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スポーツ 2013年10月01日 11時00分
巨人・楽天「Vの悲劇」 巨人・原監督が予告する冷徹大改革の全容(2)
来季の阿部は打力優先で一塁兼任が予想されるが、ここでも摩訶不思議なコンバート案が検討されているという。正遊撃手・坂本の一塁兼任案だ。 巨人ファンをあっと驚かせたのが、9月6日の阪神戦(甲子園)だった。スタメンを伝える場内アナウンスで「6番・一塁・坂本」と流れると、スタンドばかりか、阪神ベンチも首をひねった。正一塁手のロペスを二塁に回し、遊撃には寺内崇幸。いかなる事情であれ、坂本を今まで一度も守らせたことのない一塁で起用したからである。 「WBCの疲労が原因なのでしょうが、8月中盤以降の坂本は絶不調。ラストスパートの9月は打率1割台に低迷とさらにひどく、目を覆いたくなるほどでした。そんなスランプ真っただ中の坂本がアドバイスを求めているのが、監督でも打撃コーチでもなく、主将の阿部です。原監督の迷采配もこのことと無縁ではないでしょう。人気選手の坂本といえども、容赦しないという宣戦布告だったのではないか」(巨人関係者) 坂本の後釜となる正遊撃手には、思わぬ現役メジャーリーガーの名前が囁かれている。ブルージェイズの川崎宗則内野手(32)だ。イチローに師事する川崎は、もはや米国では一緒のプレーはかなわぬと判断したのか、将来の“イチロー巨人入り”を先取りする形で、巨人移籍をソフトバンク会長の王貞治氏に相談しているという。 巨人入りすれば、正遊撃手は確実。阿部派の坂本の失速は避けられず、そうなれば阿部の求心力低下も必至。同じく阿部一派、中央大学の後輩でもある澤村も、9敗目を喫した9月6日の阪神戦を最後に先発をはじき出され、中継ぎに身を置いている。およそ3カ月、白星がないのだから仕方がない。今後のポストシーズンはさらに厳しく、先発は内海、杉内、菅野の先発トリオで、マシソン、山口、西村の最強リリーフ陣。阿部側近の澤村は負け試合の中継ぎしか出番がない。 追い打ちをかけるように、今オフには西武の涌井秀章投手(27)がFA宣言する手はずになっており、巨人入りが濃厚だという。'07年に17勝、'09年に16勝を挙げた元エースが不振なのは球団との折り合いが悪いだけで、新天地の巨人なら先発3本柱入りも可能。澤村はトレードの可能性すらある。 問題はこれだけ側近たちが疎んじられている現実に、阿部がどう出るかだ。シーズン前に山本浩二氏担ぎ出しの噂が原因とはいえ、監督とチームリーダーの関係がぎくしゃくしていては、今後のポストシーズンが心配になるからだ。 「問題はないだろう。阿部が子飼いの選手たちにゴーサインを出し、ギアをトップに入れさえすれば、坂本も澤村も一気に走りだすはず。終盤での阿部派の低迷は、原監督へのサボタージュとCS、日本シリーズに備えたリフレッシュが目的。主将の阿部を中心にフルスロットルにすることで、あらためて慎之助の存在感を見せつけるのではないか。そうなれば、またぞろ原監督の勇退説が浮上する」(巨人OBの野球解説者) 原監督がサバイバル戦を制するのか、阿部派が巻き返すのか。巨人の敵は他球団ではなく自陣にいる。 原監督が予告する「これまで経験したことがない内戦」が見ものだ。
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社会 2013年10月01日 11時00分
インタビュー 河内家菊水丸 「河内音頭」を東北へ 甲状腺ガン克服で芽生えた震災復興への願い(1)
−−難病を克服し、今年は去年以上の櫓に上がられたとか? 「どれぐらい声が出るか聞いてやれ、というお客様もいて、お呼びは去年よりも多かったですね」 −−ガンとわかったのは? 「去年の10月、国立文楽劇場の独演会のフィナーレ近くで一番盛り上がった時に、喉の辺りに激痛が下から上に突き抜けたんです。僕は9歳の時から河内音頭を演ってますが、そんな経験は初めてやったので、歌いながらびっくりしましたよ。そして、喉の辺になんかこう、魚の骨が刺さったような違和感を感じるようになったんです。それで、かかりつけのドクターに診てもらったんですが、直前の人間ドックで異常もなかったんで、『大丈夫でしょう』と言われました」 −−それでも、違和感がなくならなかった。 「喉に何か詰まるというのとも違うんですね。まあ万が一ということもあるんで軽い気持ちで再検査してもらったら、甲状腺にガンが見つかったんです。その後、甲状腺の専門のドクターに診てもらったら悪性で、しかも転移も見られるって言うんですわ。こらえらいことになったなと」 −−ガン(甲状腺乳頭ガン)を宣告されたときの心境は。 「河内音頭一筋でやってきて、生涯現役のつもりでいたのに、俺も49(当時)で終わりかな、と。治療法を聞くと、『ガンが甲状腺を突き抜けて、気管に巻き付いている珍しいケースだとか。こうなると気管を切開して、ガンを取るしかない。その際、声帯を傷つけるので、もう声は出なくなります。(治療法は)100%これしかありません』とのことでした。 甲状腺ガンはね、自覚症状がほとんどないそうです。だから転移があっても自分ではわかりにくい。そのうえ放射線治療が難しい。ええことが一つもありません。ただ『進行は遅い。今すぐにも、ということはない』と言われたので、少し落ち着きました。それなら2013年の夏を一生懸命やって最後を飾り、その後に手術をしてスッパリ引退しよう…。そこまで考えたんです」 −−でも、引退せずにすみました。 「それからというもの、声帯を傷つけんとガンだけ取る、そんな治療ができるドクターを探しまわったんです。そしたらロシアのホームページで、そういう治療のできる先生を見つけたんです。あっちはチェルノブイリがあった関係で、放射線関連のデータがまとまっているんですね。しかも、そのドクターは日本人で、それも大阪にいてはることがわかった時にはビックリしました」 −−まさに灯台下暗しですね。 「それで、さっそく飛んで行きましたよ。行ってみてもうひとつびっくりしたのが、その先生がいる病院がね、僕の生まれた病院やったんです。まさか自分の生まれた病院にそんな名医がいてるとは…。しかもそこで僕は仮死状態で生まれ、この病院のおかげでなんとか命がつながった。その命の恩人の病院に、今度もまた命を預ける。命の縁とでも言うんでしょうか、不思議な感じがしましたね」 −−浪曲にでも出てきそうな話ですね。 「ホンマそうですよ。それでその先生が『声帯を傷めずに治せる可能性は1%。でも、奇跡が起こればその1%が100%になる』と言って下さいました。その言葉には勇気づけられました。普段は1%なんか気にもせん数字でしょ? でも、あの時だけは1%がすごく重いもんに感じて、ここは一つ奇跡に賭けてみようという気になったんです」 −−手術はどんな具合でしたか? 「去年の12月で、それがまた凄かった。気管に3周半ほど巻き付いて声帯を圧迫しているガンを削るようにして取っていくわけですが、メスを入れたら患部がパカッと割れて、ガンがきれいに離れたというんです。先生は『奇跡が起こりました』と仰ったんです。先生には、どこにメスを入れたらええのかが、ちゃんとわかってはったんでしょうな。でも、これは奇跡というよりも一つの芸。名人芸ですわ。その後、ちゃんと声が出たときは本当に嬉しかったですね。力を入れんでも高い声も低い声も無理なく出る。声が出ることのありがたさを、あの時ほど感じたことはありません。さっきも言いましたけど、諦めんでよかった…。この病気だけは、諦めたら終わりです。僕のように、1%の可能性が100%になることだってあるんですから」
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芸能 2013年09月30日 15時30分
今年30歳 さらに輝きをます屋良朝幸
ジャニーズ事務所の俳優部門で今年、遅咲きながらもブレイクしたのは、風間俊介。そんな風間と同年代で、90年代の“ジャニーズJr.黄金期”をともに支えたのは、屋良朝幸だ。12歳で入所した屋良も今年、ついに30歳になった。 同期は、滝沢秀明と今井翼。当時は、トリオでマイクを手にして歌う機会も多く、歌手デビューにもっとも近い中学生(当時)と目された。しかし、運命の歯車は徐々に狂いだし、滝沢と今井はコンビ活動が増加。2002年に、タッキー&翼として歌手デビューした。 屋良は、デビューのチャンスを逃したまま18歳を超えてしまった“ジャニーズSr.”(シニア)に振り分けられた。それは、18歳の屋良の心を深く傷つけ、「タキつばはスター側。俺はひねくれ側」と嫉妬した。後輩の嵐、関ジャニ∞が歌手デビューしたことも、拍車をかけた。 そんな屋良にチャンスを与えたのは、KinKi Kidsの堂本光一。ソロコンサートにむけて、23歳の屋良に振りつけを依頼したのだ。すでに、少年隊のシングルレコードを振りつけた実績はあったものの、ライブは生もの。しかし、前年から舞台役者として活動していたため、ステージで輝くこと、輝かせることの面白みを感じていった。 今では、KinKi、嵐、関ジャニ、タキつばなどの振りつけも担当。上演1,000回達成の記録を持っている光一の主演ミュージカル『Endless SHOCK』では、抜きんでた存在感を放っている。 昨年、苦節17年にして初の主演ミュージカル『道化の瞳』を成功させた。その実力が買われ、今年は『SONG WRITERS』で主演を務め、今週土曜日(5日)、いよいよ東京で初日をむかえる。 役者であり、ダンサーであり、振付師でもある屋良。不遇時代をバネに、ダンスを武器にして、ここから次代をこじ開ける。
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