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テレ朝新本社工事で死亡事故 「お祓いが必要」? 妙な予感

 テレビ朝日の新社屋工事現場で死者が出て、関係者を困惑させている。

 テレ朝は今年10月、港区西麻布1丁目に17階建ての新本社ビル『EXタワー』と多目的ホール『EXシアター』を完成させる。総敷地面積は1140坪。
 ところが、完成前に“ある事故”が起きた。9月13日午前7時過ぎ、17階屋上の変圧器の前で、21歳の男性作業員が死亡しているのが発見されたのだ。
 男性の前には6600ボルトの大型変圧器があり、手には電気が流れた痕跡が見られた。そのため、警視庁は「男性はなんらかの理由で感電死した可能性が高い」とみて事故扱いにした。

 この一件は、テレビのニュースでも放送された。陽光を反射する高層ビルが映されたとき、テレ朝の一部社員は“あのとき”を思い出したという。
 それは'03年4月の出来事だった。六本木ヒルズ内に現在の新本社ビルが完成、そのお披露目イベント『新テレ朝誕生祭』最終日の4月13日午後2時頃、一般開放スペース『アトリウム』の天井板が、集中豪雨による雨漏りではがれ、落下したのだ。
 「吹き抜け6階の天井板5〜6枚が、はがれてたるんでいるのをテレ朝関係者が見つけた。修理のため、すでに入場していた関係者は立ち入り禁止とした。結果として天井板は落下したが、早めに対応したためにけが人は出なかった。だが、編成など視聴率戦争に身を置く社員は妙な予感に身震いしたといいます」(テレ朝関係者)

 というのも、現在はトップを走るテレ朝だが、'03年当時は万年4位が続いていたからだ。
 「“振り向けばテレビ東京”という状況でした。天井板が落ちたので『視聴率も下落し、テレ東にも負けるんじゃないか』と心配する編成関係者も少なくありませんでした」(前出・テレ朝関係者)

 新社屋ができるたびに、ハプニングに悩まされるテレ朝。お祓いが必要なのではなかろうか。

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