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その他 2014年07月29日 17時00分
話題の1冊 著者インタビュー 関修 「隣の嵐くん」 サイゾー 1500円(本体価格)
−−本書では、現代思想などの知見を用いて『嵐』や『SMAP』を分析されています。 関 芸能界はこれまで、どこか特殊で手の届かない世界と思われていました。そういった古典的なアイドル像という価値観を持っている人には、嵐やSMAPはわかりづらいかもしれません。まずSMAPについてですが、彼らはそれまでのアイドルグループとは一味違ったんです。メンバー5人のそれぞれの個性を生かし、それまでのアイドルのように歌だけなく、ドラマやバラエティーもできる。キムタクのようにカリスマティックなアイドルの系譜にのっとるメンバーもいれば、一方で中居正広さんのように庶民的で、これまでのアイドル像を崩すようなメンバーが同じグループに同居しているのがSMAPの面白みだと思うんですね。芸能界という特殊な世界を保持しつつ、それを視聴者が親近感を持てるようにしたことが画期的なところです。一方の嵐は、そうしたSMAPの正統な後継者でありながら、それすら否定し、古典的なアイドル像をぶち破ったところに嵐の嵐たるゆえんがあると考えています。気がつかないうちに、読者の皆さんも嵐のメンバーを日常生活で目にしているはずです。例えば彼らは、嵐と名前のつく冠番組に二つ出演していますし、相葉君は動物バラエティー番組に、櫻井君はニュース番組にキャスターとして、それぞれ出演しているだけでなく、メンバーはビールや自動車、航空会社などのテレビコマーシャルに出演している。ですから、メンバーの名前は知らなくても、知らず知らずのうちに嵐は空気のようにいつも隣にいる「身近な」存在になっているんです。 −−確かに日常生活に入り込んでいますね。こうした身近な存在が主流になっているのでしょうか? 関 昔ならカリスマティックで顔のきれいな、芸能界という自分とは別の世界への憧れがアイドルの在り方の一つでした。しかし、現在のAKB48にしても嵐にしても、可能性としては誰にでもなれるポシビリティーがあり、チャレンジできるのが重要だと思うんです。そういう状況の中で、自分はたとえアイドルを目指していなくても、得意分野で頑張れば自分なりに何かできるのではないか、という達成感のようなものを今のアイドルは示しているし、ファンはそれで元気づけられる。全く別の世界の人が輝いているのではなく、共感できるアイドルが活躍することで自分も頑張ろうと思う。だから、応援しがいがあるんだと思います。(聞き手 本多カツヒロ)関修(せき おさむ) 1961年、東京生まれ。明治大学法学部非常勤講師。専門はフランス現代思想、セクシャリティーの視点から見た文化論。ジャニーズウオッチャーの第一人者としての声もある。
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スポーツ 2014年07月29日 16時10分
『ネクスト・タナカ』に第3の男浮上 マエケンのプライドはどうなる?
今オフ、ポスティング・システムを使って米球界に挑戦する『ネクスト・タナカ』と目されているのが、マエケンこそ前田健太投手(26)である。昨年オフの契約更改で米挑戦の意志を表明。球団、ファンともに彼の挑戦を好意的に見ているが、手厳しい意見も聞かれた。 「昨季の田中(将大)ほどの騒ぎにはならないと思う。前田の投球を見ていると、昨季の方が内容も良い。今年は米挑戦を意識しすぎているのか、2ストライク後に今まで投げていなかった変化球を試す場面もありました。もっとも、前田がアメリカで通用するかどうかと聞かれれば、間違いなく、イエスだが」(日本駐在スカウト) だが、同スカウトはこうも語っていた。 「スガノとカネコにも興味がある。順番を付けるとしたら、若いスガノが一番」 巨人・菅野智之(24)は最多勝争いを繰り広げ、事実上のエースとして先発陣を牽引している。金子千尋(30)は昨季、奪三振のタイトルも獲得。田中の投手タイトル総ナメを阻止したように「日本を代表する好投手」であり、今季、長期離脱することがなければ国内FA権を取得する。その金子が米スカウトの高評価によって、ポスティング・システムによる米挑戦に“進路先”を変更する可能性もゼロではない。 「菅野の周辺からは米挑戦の話は全く聞こえてきません」(球界関係者) 米スカウトの注目は、前田が1番、可能性は低いが、有事に揃えて2番と言ったところか…。 「DeNAの山口俊(27)も要注意です。米球界志望はもともと強かったし、先発に転向し、投手としての評価も急上昇しています」(前出・スカウト) 山口の先発は約7年ぶり。直球、スライダーには定評があったが、先発に転向してからはマウンドでの立ち振る舞いにも貫祿が出てきた。 「得点圏に走者を背負うまで、緩い変化球を混ぜるなど投球内容にも余裕が感じられる。僅差の場面でギアを変えるというか、これまで以上に速い直球を投げ込んでくる。こういうメリハリのある投球ができるのなら、さらに上のステージも目指せる」(プロ野球解説者) こちらも、去就に関する“意味シン発言”はない。しかし、有事に備えるのが米スカウトの仕事でもある。 メジャーリーグは先発投手が不足している。前田もポスティング・システムの上現金で落札されると見られており、前田獲得(交渉)に失敗した場合に備え、“2人目のポスティング選手”の周辺調査も始まっているのかもしれない。山口は、一時はリリーバー失格の烙印も押された。先発で高評価を得た彼にも熱い視線が注がれている。
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スポーツ 2014年07月29日 15時40分
川崎ムネリンにピンチ到来! ブルージェイズがライバル内野手を獲得
ブルージェイズに所属するムネリンこと、川崎宗則内野手(33)がピンチに陥った。同球団が7月28日(日本時間29日)、ロイヤルズから交換トレードで、ダニー・バレンシア内野手(29)を獲得したのだ。ブルージェイズからは、リアム・ヘンドリックス投手(25)とエリク・クラッツ捕手(34)が移籍する。 今季、マイナースタートだった川崎は4月15日(同16日)にメジャー昇格したものの、3試合のみの出場で降格。6月17日(同18日)に再昇格を果たしてからは、メジャーに定着。ここ最近は三塁でスタメン出場することが多い。 新加入のバレンシアのポジションも三塁。11年にはツインズでレギュラーを奪取し、154試合に出場し、15本塁打、72打点、打率.246の成績を残している。今季はここまで、36試合出場、2本塁打、11打点、打率.282。 メジャーとマイナーを行き来することが多い川崎のウイークポイントは、打力の弱さだった。マリナーズ時代の12年は打率.192。ブルージェイズに移籍した昨年は、打率.229に終わっている。 しかし、今季は28日(同29日)現在、124打数36安打8打点0本塁打、打率.290と打撃好調だ。このままなら、メジャー定着はおろか、三塁のレギュラーの座を確保することも夢ではなかったが、ライバル出現で事情が変わった。 バレンシアの加入が決まった直後のレッドソックス戦(28日=同29日)で、6番三塁でスタメン出場した川崎は、4打数2安打2打点と気を吐き、2試合連続のマルチ安打となった。厳しい競争にさらされることになった川崎は、今後メジャーでの生き残りを懸ける。(落合一郎)
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芸能 2014年07月29日 15時30分
とことん男にハマる観月ありさ
交際が報じられ、結婚間近とも言われている、女優の観月ありさと会社社長の青山光司氏が仏の高級リゾート地でバカンスを楽しむ様子を発売中の「フラッシュ」(光文社)が報じている。 同誌によると、2人は今月15日、仏南部の有名な高級リゾート地・サントロペでデートを楽しんでいたという。プライベートビーチでランチを済ませると、人目をはばかることなく手をつなぎ、街中でショッピングを満喫。同誌には2人が肩を組んだり、観月が青山氏の首に腕を回すなど、ラブラブな交際ぶりが伝わる写真が掲載されている。 観月は6日に主演舞台が千秋楽を迎え、青山氏と渡仏したようだが、とことん青山氏にハマってしまったようだ。 「本人はもともと、仕事が入っていないと、飲み歩いて毎日だらしない生活を送ることが多かったが、青山氏と交際してからは生活が一変。仕事が入っていない時期は青山氏と会うことを最優先している。国内だと、週刊誌や女性誌に追いかけられるので、最近は海外でバカンスを楽しんでいるが、その様子もキャッチされてしまった」(女性誌記者) 所属事務所は同誌に対し、「お答えすることはありません」とコメント。まったく対応する気がないようだが、いまだに青山氏との交際を“公認”することはできないようだ。 「青山氏といえば、前妻で女優の上原さくらと泥沼の離婚劇を繰り広げたが、観月の事務所は青山氏との交際で問題が生じ、仕事に多大なる影響が出てしまうことを危惧している。そのため、観月に事あるごとに忠告しているが、観月はまったく聞く耳を持たず。仕事より男を優先するようなことにならなければいいのだが…」(芸能記者) ゴールインの時期も含め、2人の交際の行方が注目される。
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芸能 2014年07月29日 15時30分
【週刊テレビ時評】キムタク「HERO」効果で、フジ「SMAP×SMAP」視聴率が上昇中!
13年ぶりに復活したフジテレビ「HERO」(木村拓哉主演/月曜日午後9時〜)第3話(7月28日=15分拡大)の視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は20.5%で、2週ぶりに大台に戻した。初回(同14日)は26.5%だったが、第2話(同21日)では19.0%と落としていた。第4話(8月4日)では、前作でレギュラーだった大塚寧々が登場予定で、数字がどう動くか? 同ドラマが好調なことで、息を吹き返しているのが後番組の「SMAP×SMAP」(フジ/月曜日午後10時〜)だ。同番組はここ数年低調で、視聴率は11〜12%台が多く、6月2日には1ケタ(9.6%)も記録していた。 しかし、「HERO」がスタートして以降、7月14日は17.9%まで上がった。同21日は12.3%だったが、同28日は17.1%をマーク。フジとしては、このまま相乗効果で両番組とも好視聴率を挙げ続けたいところ。 「HERO」以外の連ドラが総崩れ状態のなかで、唯一健闘しているのが、上戸彩が不倫妻を演じている「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」(フジ/木曜日午後10時〜)。初回(同17日)13.3%から、第2話(同24日)では13.5%とわずかながらアップした。 Hey!Say!JUMPの山田涼介主演「金田一少年の事件簿N(neo)」(日本テレビ/土曜日午後9時〜)第2話(同26日)は7.7%で、4.7ポイントも下げた。 前週の第29話(同20日)で、過去最高の19.4%を弾き出したNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(岡田准一主演/日曜日午後8時〜)第30話(同27日)は15.6%と大きく数字を落とした。裏のフジ「武器はテレビ。SMAP×FNS27時間テレビ」のフィナーレ(27日午後6時30分〜8時54分)が20.5%と大台を突破。同8時2分には23.8%の瞬間最高視聴率を記録。日本テレビの人気バラエティ「世界の果てまでイッテQ!」も13.0%まで下げており、「官兵衛」も「27時間テレビ」の影響を受けたものと思われる。 なお、26日午後6時30分から放送された「27時間テレビ」の平均視聴率は13.1%で、昨年の9.8%を大きく上回った。(坂本太郎)
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スポーツ 2014年07月29日 15時00分
猛虎変身の裏 次期阪神監督の名前が杜の都・仙台から流された!
ダメ虎の猛虎変身の裏に“あの人”の影−−。 ひと月前の6月29日にはBクラスに転落した阪神。ところがどっこい、7月に入るやオールスター戦まで13戦11勝の快進撃で、まさかの2位浮上。そんな折、杜の都・仙台から流れてきたのが「次期阪神監督」の名前。阪神ベンチに衝撃が走った! 「ついに見切ったということでしょう。あの体調からみて、もう楽天の監督に戻ることはないと思ってはいましたが、よもや古巣復帰とは。球団関係者がそんな話をしていました。こういう噂は伝わるのが早い。夜の街は、この噂で持ち切りですよ」と本誌に話すのは、地元テレビ局のスポーツ担当ディレクターだ。 胸椎黄色靭帯骨化症という難病で5月から休養していた星野仙一氏が、監督を務める東北楽天に大きな動きがあったのが7月2日。星野氏が監督代行を託していた腹心の佐藤義則投手コーチが突然代行の職を解かれ、大久保博元二軍監督が代行の代行に就任した。三木谷浩史オーナーのトップダウン人事だという。 「大久保コーチは少年野球をやっている三木谷オーナーの息子の個人コーチを務めるなど、三木谷氏に個人的に覚えがめでたい。仙台に呼び寄せたのも次期監督を視野に入れてのものです。しかし、昨オフに星野監督が契約延長したことで、早くとも2年先と思われていたのですが…。要は絶対的エースの田中将大がチームを離れたことで、星野監督自身、楽天への興味が薄れ、脚光を浴びる場所に転身を図っているのでしょう」(楽天担当記者) これだけなら何てことのない話だが、直線距離で約630キロ離れた甲子園球場に奇妙な現象が起きているから面白い。楽天が大久保体制にスイッチしたのと同時に阪神が快進撃をはじめ、一気に2位に再浮上。首位・巨人とのゲーム差も瞬く間に縮めたのだ。 この急上昇の原因は“星野氏の影”にあるという。阪神ベンチにこんな噂が流れたからである。 「電鉄首脳が、同じ大阪をフランチャイズにするオリックスが優勝しかねないことから、星野氏の担ぎ出しに動いているらしい」 オリックスは5月初め、宮内義彦会長兼グループ最高経営責任者が経営トップからの退任を発表。1988年の球団買収以来ずっと後ろ盾だった宮内氏の恩に報いようと、森脇浩司監督がチームを一枚岩にまとめあげ、首位争いを続けている。一方、和田阪神はややもすると、すぐノー天気状態に陥ってしまう。そこで危機感を植え付けるために“闘将復帰”をリークしているとの見方もある。 「信憑性を高めているのが、この時期に手術を受けたことです。中日の落合GMのように背広で球団復帰するのなら、そんな必要はない。あえてシーズン中に手術に踏み切ったのは、体調を整え来季タテジマのユニホームを着るためでは…。さもありなん、というわけです」(阪神OBの野球解説者) 和田監督の契約は来季までの3年だが、3年目についてはオプション。それも球団側に決定権がある。その意味では、星野氏への監督交代は十分にあり得る。楽天が大久保政権にスイッチすることで、星野ファミリーのコーチ陣はまとめて失職することになり、阪神からのラブコールはまさに渡りに船だからだ。 電鉄首脳が和田采配に疑問を抱くのは、昨季の出来事が背景にある。阪神は開幕から巨人と優勝争いを続けながら、9月以降は10勝18敗と失速。クライマックスシリーズでも3位の広島に2連敗。この時点で和田監督の手腕が疑問視され、電鉄首脳は掛布雅之氏を打撃コーディネーターとして球団に戻し、次を託す構想を描いていた。 「ところが、その可能性が高まり、阪神OBがこぞって反発し始めた。監督未経験の掛布なら、中日、阪神、楽天を優勝させた星野氏がベターやと。一見もっともな意見やが、タイガースOBからすれば、どっちみち星野氏なら体調的に短期政権に終わる。そう先読みしているわけや。掛布に居座られたら当分おマンマの食い上げになる。いかにもタイガースらしい発想やね」(ベテラン阪神担当記者) ともあれ、休養先からタイガースをリモコン操作している星野氏の采配は見事的中。和田監督はリーグ戦再開から緒方、今成、新井良らの若手に代えて西岡、福留のベテランを一軍に復帰させ、連勝につなげているが、これは“星野采配”だという。 「阪急阪神ホールディングスの株主総会で株主から、二軍落ちしたこれまでの福留の起用法や和田監督の采配に対する不満の声が出た。それを受けて星野氏が『ああした方がいい、こうすべきだ』と注文を付けているのでしょう。福留は星野氏の中日監督時代の教え子で最も近い選手。株主の声を使い、自分のチームに改造しようとしているのです」 毎年、夏の甲子園大会が始まると死のロードへ出る阪神は、お約束のように失速。しかし、今年は闇将軍の目が気になり、タイガースナインは気が抜けない。 電鉄首脳が“星野の影”をチラつかせる狙いはここにもある。
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芸能 2014年07月29日 12時26分
中村蒼がレジでの接客を初体験「背筋が伸びる思いでした」
俳優の中村蒼が29日、都内のローソン各店舗で、MACHI cafeの一日店長イベントを行った。 この日、MACHI cafeのCMに出演中の中村は、「一杯一杯、丁寧に、挽きたて淹れたてのコーヒーをお出しする」というMACHI cafeのコンセプトを体験するため、店員のユニフォームに身を包み、都内のローソン各店舗で接客をした。中村が来店する店舗は、ローソン公式Twitterアカウントでヒントが出され、既定のツイート数に達すると来店する店舗のより詳細な情報が明かされていくという企画。 午前中に来店したローソン大井店では、中村は、「とても不思議な感覚でした。レジから見る景色は初めてでしたので、いつも店員さんはこういう景色を見ているのだと思いまして、背筋が伸びる思いでした」と接客を体験した感想をコメント。「お客様が来ていただけるか不安でしたが、無事に来ていただけたので嬉しく思います」と笑顔を見せた。(竹内みちまろ)
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社会 2014年07月29日 12時00分
大手訪問販売化粧品会社「メナード」創業者も登場 華麗なる開成高OBによる“植毛”投資詐欺被害(1)
シャレではないが“植毛”にまつわる“不毛”な詐欺話が持ち上がっている。 『トシュカ』なる東京・西新宿に本社があった医療コンサルト会社が、上場を謳い文句に投資家の資金を集めながら破綻し、経営者が音信不通になっているのだ。 「これは相当、悪質な詐欺ですよ。しかも主役は、なかなか面白い人物です」 本誌は、金融筋からのこの情報を元に取材を始めた。すると、ビッグネームの投資家たちから億単位の金を巻き上げ、さっさと逃げた裏舞台を、元社員や金融関係者などが次々に証言。元株主全員への郵送方式のアンケートも実施すると、真っ黒い話が出るは出るは…。 さて、トシュカと言っても全くピンとこない向きもあろう。この会社は「薄毛は病院で治せる時代です」と盛んに宣伝している『新宿アイランドタワー・クリニック(医療法人社団萌永会・高橋茂樹理事長)』の経営母体だったところだ。2003年、このアイランドタワークリニック(以下、ITC)への医療コンサルタントを行う会社として設立されたのがトシュカで、トンズラした創業者は、東大合格者数33年連続日本一を誇る私立開成高校OBの森上信男氏(=仮名)という人物である。 自分の薄毛をさらけ出し、試用モデルとしてホームページにも登場する健気な森上氏だったが、取材に協力してくれた元株主O氏は、こう怒りをあらわにした。 「自毛植毛技術は、米国で広く普及している技術を応用した確かなもので、将来性に魅力を感じました。このクリニック事業のコンサル・マネジメントをする新会社を設立(=後述・株式会社トシュカ)して、クリニックの赤字解消後、新会社を上場するという投資話だった。しかも、紹介者はスイス最大のU銀行・プライベートバンカーS氏、上場企業SD社のN会長さんに至っては『森上社長は、人脈も、もうかるビジネススキーム作りも完璧。さすがは開成高校出身だ』と太鼓判。新会社の株主名簿には名古屋に本社を置く日本メナード化粧品と、その創業者である野々川大介会長や野々川純一社長の個人名まであるのですから安心して投資した。しかし、その上場話が全部ウソだった」 森上氏が目を付けたヘアケア業界は急成長を遂げて、今や約4233億円という巨大マーケットだ。(2014年・矢野経済研究所調査) この市場で「病院」という規制に守られた既得権益を利用し、米国の新技術を導入。しかも、年収億単位の投資家たちが絶賛する「もうかるビジネススキーム」がある−−。投資家にとってはピカピカな投資案件というわけだ。 元株主O氏が激怒する『トシュカ』とは、一体どんな会社なのか。 「同社は2003年、東京、名古屋、大阪、福岡に展開するITCグループの医療コンサルを請け負う会社として、開成OBの森上氏が社長として設立。ITCの経営母体、つまりは親会社になった。同社には大手証券OBやメガバンク出身の財務担当者を据え、上場には必須の監査法人も、日本の4大監査法人の一つのA監査法人が担当していた」(元トシュカ社員)
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芸能 2014年07月29日 11時45分
全盛期にすでに始まっていたASKA被告の“転落人生”
覚せい剤取締法違反(所持・使用)罪などで起訴され、8月28日に初公判を迎える「CHAGE and ASKA」のASKA被告が、20年以上前から違法薬物を使用していたと供述していることが一部メディアで報じられた。 逮捕後、ASKA被告は、覚せい醒剤の使用開始について「2〜3年前」と供述していたが、報道によると、ASKA被告は「20年以上前から合成麻薬MDMAなどの違法薬物を使っていた」と供述し、覚せい剤より以前から違法薬物を使用していたことを認めたというのだ。 今から20年前といえば、「SAY YES」、「YAH YAH YAH」など、チャゲアスが数々のヒット曲を生み出していた全盛期だが、その時点ですでにASKA被告の“転落人生”が始まっていたようだ。 「数多くのヒット曲はASKA被告が作詞・作曲を手がけていたが、新たなヒット曲を生み出さなければいけないというプレッシャーに負けて違法薬物に手を出してしまったのでは。もともと、音楽的な才能は相方のChageの方がASKAを上回っていると言われた。ただ、Chageがヒット曲を生み出せるかといったら微妙。それだけに、ASKAは相方の分のプレッシャーも1人で背負い込んでいた」(レコード会社関係者) 薬物使用の開始時期について、関係者の間でささやかれているのが、ASKA被告が海外に滞在していた時期だという。 「89年にチャゲアスは半年間活動を休止し、ASKA被告は英・ロンドンに移住し曲作りをしていた。当時のインタビュー本によると、ASKA被告は飲まず食わずでスタジオにこもり、1日20時間近く曲作りに没頭。その際、違法薬物を使用し長時間の曲作りを乗り切っていたのではと言われている。その後、日本に帰国してやめていたが、20年ほど前の全盛期に使用を再開したのでは」(芸能記者) 初公判までにASKA被告の供述からまたまた衝撃の新事実が飛び出しそうだ。
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芸能 2014年07月29日 11時45分
安田大サーカス スベリすぎて謝罪
お笑い芸人の安田大サーカスが28日、六本木のニコファーレで行われた「CR戦国無双」(サンスリー)の新機種発表会に出席した。 戦国群雄割拠時代の武将たちの活躍を描く人気ゲームソフト『戦国無双』のパチンコ機種がリリースされることを記念して行われた同イベントで、メガパトサイクロンZという新台の投入や業界初搭載の右打ちボタン機能もあることなどが紹介された。 イベントは終始、すべり続けるクロちゃんに団長がツッコむ形で進む。どこまでもスベリ続けるクロちゃんに対してあきれた団長は、「笑いとると言って呼ばれたのに笑い取れず、すみませんでした!」と報道陣へ謝罪する展開に。あせったクロちゃんは、「笑ってもいいですよ。何でこんなにアウェーなんですか」と発言する場面も。最後のフォトセッションでは、イベントスタッフ以上に団長が報道陣をしきり笑いを誘った。 イベント第二部では“ニコファーレ夏の陣”と題して、メディア対抗の試打バトルが行われた。