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レジャー 2014年09月27日 17時59分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(9/28) 神戸新聞杯
阪神11R 神戸新聞杯◎サトノアラジン 先週のセントライト記念にはダービー上位入線馬が揃って出走。春の勢力図に異変があるのか注目したが、終わってみれば至極順当な結果だった。むしろ、際立ったパフォーマンスで着差以上の強さを示したイスラボニータが他を引き離した印象さえ受けた。さすがは皐月賞馬。今週はそのイスラを下して頂点に立ったワンアンドオンリーの登場。ダービー馬のパフォーマンスに先週以上の注目が集まる。 勢力図に大きな変化がなければワンアンドが馬券圏内から外れることはまずない。もう1頭、軸馬を決めて3連複もしくは3連単で大きく勝負できるレースだ。 そのもう1頭の軸はサトノアラジン。この馬の大物感に魅せられ(入れ込んで)2歳時からかなり損をさせられたが、夏場に500万、1000万を連勝、ようやく軌道に乗ってきた。ラジオNIKKEI2歳Sでワンアンドと0.3秒差、共同通信杯でイスラと0.5秒差。もともと素質は高く、実が入ってきた今ならワンアンドを除く春の勢力とは互角以上と考える。これまでの投資を数十倍にして回収する時が来た。 流す相手は、ハギノハイブリッド、ヤマノウィザードを主力に、ヴォルシェーブ、スズカデヴィアス、トーセンスターダムあたりをおさえに考えている。サウンズオブアース、シャンパーニュも当日の気配次第では加えるかもしれない。なお、実績のあるウインフルブルームだが、乗り込みが少なく急仕上げの印象を受けるので切るつもりでいる。3連複 軸2頭流し(8)(10)→(4)(7)(9)(13)(16)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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ミステリー 2014年09月27日 17時59分
東京都内の公園に大天狗の顔が現れた?
右の写真は映画『土佐の一本釣り』などで知られる俳優の加藤純平氏がサイクリング中に撮影した不思議写真の1枚である。 深い緑の森にいくつもの竹が高くそびえ立つ幻想的な一枚であるが、この写真にはなんと「妖怪」の姿が写し出されているという。 写真の左下部分にご注目いただきたい。なんと赤い体をした天狗のような物体がギロリとこちらを向いているように見える。 高い鼻、不機嫌そうな目とへの字口は我々がよくイメージする天狗にそっくりである。果たしてこいつの正体は伝説の妖怪、天狗なのだろうか。 改めて検証してみよう。 この写真は前述の通り加藤氏がサイクリング中に撮影したものである。場所は東京都目黒区の西郷山公園である。「西郷」の名が示す通り、この公園は西郷隆盛の実弟である西郷従道がかつて別邸として住んでいた土地である。 この地には残念ながら天狗など妖怪の伝承は残ってはいないが、この地には昭和の初期に赤ん坊にまつわる痛ましい事件が起こっている。それが「目黒もらい子殺し」である。 「目黒もらい子殺し」は昭和8年に西郷山公園で発生した乳児の死体遺棄事件で養育費目的に引き取った子供を事故に見せかけて次々に殺害し、20体あまりの遺体を西郷山公園に埋めていた、という事件である。 そのためか、この地では夜になると「赤ん坊の声が聞こえる」という怪談話が今も残っている(余談ではあるが稲川淳二氏はこの西郷山近辺の生まれであり「夜になると近づいてはいけない」ときつく親に言われていたという)。 今回撮影された天狗は上記の事件とは関係がないと思われるが、西郷兄弟が生まれ育った鹿児島県には「テンゴヌカミ」という天狗の伝承などが残っている。 天狗は古来より日本では神として崇められており、天狗を祀る神社なども数多い。鹿児島にももちろん天狗の信仰は数多く残っており、地酒なども発売されている。 もしかすると、熱血漢だった西郷従道は死後、大きな天狗となり二度とあの悲劇を繰り返さないようこの公園を見守っているのかもしれない。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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レジャー 2014年09月27日 17時59分
夜を棄てたキャバ嬢〜送迎車が苦手だった寛子〜
毎年多くの若者達が夢を抱きながら上京する。そんな中でもキャバ嬢になるために東京へ引っ越してくる女性も珍しくない。寛子(仮名・21歳)もまた夜の街へと憧れを抱き、足を踏み入れた一人だった。しかし彼女の場合、キャバクラで働くという本業よりも、その帰りに苦しむことがあった。 「最近はあまり聞かなくなりましたが、私の学生時代はキャバ嬢のモデルにした雑誌『ageha』が流行ったりして、キャバ嬢になるという事を口にするのが珍しくない雰囲気だったんです」 確かに少し前までは女子高生のなりたい職業の上位にキャバクラ嬢がランクインしたり、夜の街を舞台にしたドラマが放送されるなど、若者達がキャバクラの世界に憧れを抱くには十分な話題が巷に溢れていた。そんな世界に魅了された寛子は高校卒業と共に、上京。六本木のキャバクラで働き出したという。 「お店で働くこと自体は問題ありませんでした。時給も4000円で満足していましたし。ただ私は帰りの車が、とにかく苦手だったんですね」 寛子は昔から乗り物が大の苦手だった。狭い空間と車の揺れで、すぐに酔ってしまうため、小学生の頃からバスで行く遠足も欠席していたという。大人になってからは多少改善したものの、キャバクラを終えてからの、送迎車で再び悪夢が蘇る。 「車が苦手なのは子供の頃、酔って嘔吐してしまったからというのもあるんですね。それでキャバクラの帰りの車でも、送りドライバーの車に染み付いたタバコの臭いで気持ち悪くなってしまいそのまま…」 他にも携帯で電話しながら運転をしたり、異常にスピードを出したりと問題のあるドライバーは多かったという。彼女にとってそんな車に乗る日々が、とてつもないストレスになっていった。 「こんな不快な思いをするのならもう仕事を変えようと。ストレスは体に悪いですし、やっぱり健康が一番ですから」 車に乗ることが再び恐怖でしかなくなった寛子は夜の世界を棄てた。現在は自宅から自転車で通える距離にある居酒屋でアルバイトをしているという。(文・佐々木栄蔵)
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社会 2014年09月27日 17時59分
35歳の無職熟女が生活保護費で男子中学生を買春
長野県警安曇野署と県警少年課は9月25日、男子中学生に現金を渡して、みだらな行為をした上、脅したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)と脅迫容疑で、無職の女(35=同県安曇野市豊科)を逮捕した。 県警によると、女性の児童買春行為を立件したのは、99年の同法施行以来、県内では初めてのこと。 逮捕容疑は、7月下旬、中信地方に住む15歳の男子中学生に、現金数千円を渡す約束をして、自宅に連れ込み、18歳未満と知りながら、みだらな行為をした疑い。その上、男子中学生が「もう縁を切りたい」と申し出ると、関係を終わらせないため、携帯電話の無料通信アプリ「LINE(ライン)」を通じ、「私との関係を続けないと、知り合いに今までのことをばらす」などと脅したとしている。 県警によると、2人はもともと面識があり、「あってはならない関係」が続いていたとみられる。男子中学生の家族が8月上旬、同署に相談して発覚した。調べに対し、女はおおむね容疑を認めているという。 女は生活保護受給者で、男子中学生に渡した金は保護費の一部を充てていたとみられる。いうまでもなく、保護費は市民の税金から捻出されている。その税金をこんな形で悪用された安曇野市民にとっては、なんとも腹立たしいかぎりだろう。 しかも、女には被害少年と同年代の中学生と小学生のこどもがいるというから、開いた口がふさがらない。(蔵元英二)
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芸能 2014年09月27日 17時03分
25歳になった鈴木ちなみが“スキンケア3か条”を語る
タレント鈴木ちなみが27日都内でDHC(F1)スキンケアイベントに出席した。 イベントの冒頭、昨日(26日)25歳の誕生日を迎えた鈴木に主催者からサプライズで花束のプレゼント。鈴木が「25歳になりました。大好きな黄色い花が入った花束で嬉しいです」と笑顔を見せると集まったファンから拍手が湧き起こった。 「昨日はレギュラー番組の収録があり、それから家に帰ってしっぽり過ごしていました。いつもと変わらない日でしたが、撮影現場でお祝いしてもらったり、ブログ、ツイッターでたくさんのみなさんにメッセージを頂きました。どうもありがとうございました」とニッコリ。 DHCのイメージキャラクターを務める鈴木には「ちなみのスキンケア3か条」があるという。「1つはどんなに疲れていてもメイクを落とすこと。2つ目は保湿することです。3つ目はお手入れするときに自分の肌に感謝することです」と自らの美肌の秘訣でを語った。 普段からDHCシリーズを愛用しているという鈴木は「20代と本気で向かいあっている商品なので気合いを感じますね。手元にあったら鬼に金棒です」と絶賛。 最後に「いつも助けてもらっているF1シリーズを使ってつるるん、キュッを目指しましょう」と締めくくった。(アミーゴ・タケ)
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芸能 2014年09月27日 16時36分
小堺一機が高平哲郎とトークショーで萩本欽一や勝新太郎の逸話を披露
26日、『高平哲郎スラップスティック選集(2) 定本アチャラカ 真面目が嫌い』(ヨシモトブックス)が8日に発売されたことを記念し、トークショーが紀伊國屋書店新宿本店行われ、著者で演出家・編集者の高平哲郎とゲストの小堺一機が登壇した。 高平が執筆してきた原稿を、テーマ別にまとめた「高平哲郎スラップスティック選集」シリーズが今年2014年6月より隔月で発行されており、今回の第2弾トークショーにゲスト登場した小堺は、高平と30年わたる親交がある間柄。そういった理由もあり、シリーズ第2巻のテーマ「アチャラカ」をキーワードに、会場では幅広い時代のコメディー業界エピソードが語られた。 小堺は、「当時の浅草のネタは大体パクリです」と萩本欽一が高平との対談でいって驚いたという話しをし、高平は、「テレビがあった訳ではないし、実は映画を封切り前から見てた人とかもいて、放映される前からチャップリンの曲使ってたりしてた。だからエノケン(榎本健一)さんの方が(チャップリンの映画のネタ)やるの早かったりしたりして」と当時はコネで映画がかなり早く見ることができたとコメントした。 そこからパロディーネタの話しとなり、高平が構成作家として携わった『今夜は最高!』(日本テレビ)で、当時国民的映画だった某作品のパロネタを披露し、権利元から抗議され著作権料を払ったエピソードを語ると小堺は、「今はパロディできないですよね。ゴッドファーザーのネタやるときマーロン・ブランドのシーンをやるとお金取られちゃうとか」とコメント。「真面目じゃないと怒られちゃう。僕程度で真面目って言われる。おかしいですよ(笑)」と現在のコメディ業界の息苦しさを軽快な口調で憂いた。 後半は高平と小堺に縁のある萩本と勝新太郎の話となり、小堺がモノマネを交え、勝が店やスタッフに、わざとクレームをつけるドッキリをする話しや、萩本との打ち合わせで向かい合うと大変な目に遭うなどの面白エピソードを披露。「最近テレビの人達ってちゃんとしてるじゃないですか。おかしいですよね、テレビ出る人がまともである訳がない(笑)」、「最初に大将(萩本)にお会いしたとき“愛は地球を救う”の人じゃない! 違うじゃん! と思った(笑)」などと語り場内の爆笑を誘った。(斎藤雅道)
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芸能 2014年09月27日 16時21分
森三中・村上知子が子どもと料理を「したいですね」と笑顔
お笑いトリオ・森三中の村上知子が27日、都内で、親子を対象にした料理教室「デルソーレ・キッチン 親子で小麦ごはん教室」を開催した。 今年3月にママになり7月に仕事復帰をした村上は、世界のおいしいパンを「小麦ごはん」として発信し、日本の食卓でも手軽に「小麦ごはん」が楽しめるよう、レシピや食べ方などを紹介する「デルソーレ・小麦ごはん応援団長」に就任している。 この日、村上は、トルティーヤを使った料理作りに挑戦。妊娠後、それまでの「深夜に焼肉」という食生活を改め、しっかりとした食生活を心掛けるようになったエピソードを紹介した。現在も授乳中のためバランスに気を付けているという。会場には、大勢の親子が詰めかけたが、村上は、子どもといっしょに料理作りを「したいですね」、「親子で料理をすることはあこがれです」と子どもの成長を心待ちにしている様子を見せた。(竹内みちまろ)
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スポーツ 2014年09月27日 15時00分
坂井オーナーへの罵声で急変 阪神・金本監督のサプライズ(2)
今回の“和田降ろし”は、'11年の真弓明信前監督退任劇に似ている。球宴後、球団要人が真弓監督と来季の補強策を話し合い、続投を示唆。終盤戦のチーム失速を受け、「ファンが許さない」のメディア論調が踊った。当時を知る関係者の一人がこう続ける。 「真弓体制の失敗として報告された懸案の一つに新任のコーチが多かったことが挙げられました。結果的に、選手への指示が甘くなったと。和田体制でコーチ経験豊富な年長者を加えたのはそのためでした」 次世代の指導者を育てる意味合いも含め、招聘されたのが平田二軍監督。西武ライオンズが潮崎哲也二軍監督の昇格に動き出したように、「二軍での指導者経験を生かして」の流れを作る可能性もある。しかし、南社長は「可能性」より「確実性」を求めるという。 「監督経験もあり、優勝の実績があるのは岡田元監督です。岡田監督は'08年、13ゲーム差を巨人にひっくり返された責任を取って退団しましたが、その後の言動が、ちょっと…。スポーツ新聞でコメントを求められると、必ず現場、フロント上層部を批判してきました。岡田元監督を煙たがっているスタッフも少なくありません」(前出・関係者) 昨今の岡田発言はビミョーに内容が変わってきている。「今成を攻撃的2番で固定し−−」「今はゲーム差を縮めるだけでいい。終盤戦の勝負どころでは−−」など、監督のような建設的な意見を続けている。 本人も復帰に色気を持っているのだろう。 「岡田元監督の欠点が、もうひとつ。とにかく頑固です。意見対立したら絶対に折れない。南社長も頭を抱えていた一人ですが、優勝を意識するならば、岡田氏復帰の方向で中村GMと話を進めるのでは」(同) ただし、6年前にクビにした仇敵を“全面降伏”で迎え入れるつもりはない。将来の指導者として、金本、矢野のいずれかも入閣させ、その教育係も託す。その見方では「金本よりも矢野」だという。 「金本を迎えるときは、フロント、親会社が一体となっての監督要請。コーチ業で地味に勉強させるわけですから、捕手出身の矢野が先になると思う」(同) 岡田元監督の復帰で一本化できなかった場合、平田二軍監督の昇格か、金本で冒険する空気が作られていくだろう。 「昔と違うのは、株の関係でそのまま阪急の方が強くなっていることです。なので、中村GMを切って一気の若返りだってあり得ます。球団はソノ気でも、実は岡田さん自身のホンネは現場復帰に消極的と聞くし、掛布DCの待遇にしてもスキャンダルを恐れてもたつくようなら、オーナーの鶴の一声『金本!』があっても不思議ではありませんよ」(阪神球団OB) ファンに罵倒されて気持ちが揺らいでいるのだろうか−−。ともかく、本社の都合でトラの命運が左右される図式は変わらない。
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社会 2014年09月27日 12時00分
朝日新聞の9・11“誤報テロ”東京本社実録ドキュメント
ついに朝日新聞社のトップが辞任に追い込まれた。同時に編集部門の最高責任者の「職を解く」という解任、いずれは木村伊量社長(60)も引責辞任することを示唆した。 一連の従軍慰安婦誤報、吉田調書誤報、池上彰連載コラム掲載拒否の3連続不祥事は、朝日新聞の屋台骨を揺さぶり、ひょっとすると廃刊にすら追い込まれる危機的状況にあることが浮き彫りになった。 9月11日夜、約1時間40分にも及ぶ「謝罪会見」は、杉浦信之取締役編集担当の解任の理由について、福島第一原発の事故直後の模様を伝える「吉田(昌郎所長)調書」報道で、作業員の一時的な退避を「命令に背いた撤退」と報じ、東京電力社員の名誉を傷つけ、読者の混乱を招いたというのは周知の事実だ。 これについては後で述べるとして、まずは謝罪会見から1日たった12日午後、「社員のみなさまへ」と題するメールが全社員に配信された。約1000字に及ぶメールの発信元は、木村社長本人。 吉田調書の第一報を取り消し、謝罪した会見に触れながら、 〈せっかくのスクープ素材を得ながら、肝心の裏付け取材がおろそかになり、思い込みや原稿のチェック不足もあって、結果的に朝日新聞に対する読者の信頼を傷つける危機的な事態を招きました〉 と悔しさをにじませた。そして、 〈編集部門の最高責任者である杉浦信之・編集担当(取締役)を更迭せざるを得なかった〉 と解任であることを改めて認めた。 その上で、会見でも話したように、社内委員会の立ち上げ、自らの進退にも触れている。最後に、〈しばらくは嵐のような毎日が続くと覚悟しています。(中略)苦境の中でこそ真価が問われます。苦しい道のりですが、みなさんと共に歯をくいしばって前に進みたいと思います〉と締めくくった。 しかし、最後の署名は、肩書きなしで〈木村伊量〉とあるだけ。「これで、木村社長の引責辞任はよりはっきりした」という声が社内から起きたという。 「特別編集委員ら社の中枢を占める記者たちが発するツイッターからは『中途半端な謝罪』『読者への説明が先だろう』などの批判、混乱が続いていますよ」(朝日新聞記者) こうした混迷は、会見前日の10日午後からすでに始まっていたという。 朝日新聞では平日の夕刊発行後に、東京、大阪、名古屋、西部(福岡)の4本社の出稿部の部長たちが参加した「部長会」が開かれる。内線電話やパワーポイントなどを使い、紙面について検討したり、これからのプランを紹介しあったりする。 「普段なら笑い声さえ漏れる部長会だが、この10日は、吉田調書報道の誤りを伝えることが報告されると、雰囲気は一変した。『なぜ、ここまで引きずったのか』『どうして誤りに気付かなかったのか』『説明の記者会見を開くと約束しろ』など、厳しい声が続出したようです」(ベテラン記者) 「一連の誤報、掲載拒否騒動のうち、『従軍慰安婦問題』の吉田(清治)証言の火付け役は大阪本社。東京本社を批判できるのか」(別の朝日新聞記者) という意見はともかくとして、各部長の怒りを爆発させたのは杉浦取締役編集担当の「皆さんの意見は15階に届けます」とのKY(空気が読めない)発言だったという。 15階とは、社長をはじめとした役員のいるフロアを指す朝日新聞の隠語だ。 「編集の責任者はあなたでしょ!」 「何をのんびりしたことを言ってるんですか」 「今すぐ方針を示してください」 などなど、杉浦取締役編集担当に対して怒声に近い発言が相次いだという。 「火に油を注ぐような責任逃れの発言をした杉浦氏は、経済部の出身。週刊誌アエラの発刊にも携わったというが、これといった特ダネを書いたことはないし、もっぱら社内の政治力学でのし上がってきた人物です」(朝日新聞OB) 官僚臭が充満する朝日新聞では、他人のミスをあげつらうことで出世するタイプの記者(今は管理部門などに所属)を、ナチスの秘密組織に例えて「ゲシュタポ野郎」と蔑む呼び方があるが、杉浦取締役編集担当は、まさにそのうちの一人だとか。 11日夜の記者会見、12日付紙面での「お詫び訂正」は極秘のうちに進められたはずだが、こんな社内の不統一、混乱があれば隠せ通せるはずもない。11日未明には、すでに一部ネットなどに「社長辞任か」などの観測記事が流れる始末。 「編集局などが騒然となる中、非編集部門ではまず、11日昼に幹部に状況説明、夕方から一般社員らに説明という何とものんびりした流れとなった。しかし、夕方の説明前には皆、知っていました」(現役社員) また、吉田調書の誤報について、ある朝日OBは「朝日新聞の今の姿勢が顕著に現れた由々しき原稿」と断罪する。 朝日の誤報といえば、共産党幹部・伊藤律氏の架空会見(1950年)、自社のカメラマンがサンゴに傷を付けておいて「傷つけられたサンゴ」と大騒ぎした沖縄サンゴ報道('89年)が知られるが、このOBは「二つの誤報はいわば、特ダネ欲しさの捏造記事。構造は単純だった。しかし、吉田調書報道は、民主党政権と東電の対立をことさら強調する意図を感じさせた」と指摘する。 「9月11日の出来事を『朝日の一番長い日』『朝日の9・11』と話したノーテンキな社員もゴロゴロいた。国際問題にもなった従軍慰安婦問題の総括、反省は全く進んでいない状況だというのに、こんなことを口にする社員たちは自分たちの置かれた状況をわかっていない」(朝日新聞幹部) 朝日新聞東京本社の周辺には連日、制服、私服の警察官が多数張り付き、大型バスや抗議する団体の車両の進入を食い止めるための柵まで設置されている。 朝日新聞は誤報テロ9・11から立ち直れるか。
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芸能 2014年09月26日 20時00分
『花子とアン』高視聴率で各局が争奪バトル 吉高由里子が今度は官能ドラマでエロ炸裂
放送開始から高視聴率を続けてきたNHK朝の連続ドラマ『花子とアン』が9月27日、ついに最終回を迎える。熱狂的ファンらはSNSなどで“花アン・ロス”なる言葉を発信し、異様な盛り上がりを見せている。 そんなお祭り状態の中、業界の注目を一身に集めているのが、主人公・村岡花子役を熱演した吉高由里子(26)だ。気の早いことに、吉高を巡って仁義なき争奪バトルが展開されているという。 「どこのテレビ局も吉高を主演にした作品を制作したがっている。理由は高視聴率が約束されているからです。事実、『花子とアン』の前に放送され高視聴率を記録した『ごちそうさん』のヒロインだった杏も、次に出演した『花咲舞が黙ってない』(日テレ)を大ヒットさせた。理由は『ごちそうさん』の視聴者を連れてきたからです。これが5%前後の影響を出していると考えられています」(編成関係者) 喉から手が出るほど視聴率が欲しいキー局にしてみれば、吉高自身が魅力ある番組コンテンツそのものという訳だ。ちなみに吉高の潜在視聴率は、現女優陣の中でもダントツのトップ。 「12.4%もある。これまでトップ3とされていた米倉涼子が11.8%、杏が11.1%、綾瀬はるかが10.9%であることを考えれば、吉高がいかに高い数字を持っているかがわかります」(制作関係者) 当然ながら、人気に比例してギャラも右肩上がりを続けている。 「これまでの吉高のギャラは、ゴールデン・プライム帯でドラマ1本あたり140万円〜でしたが、今回の活躍で300万円〜と一気に2倍以上に大化けした。ちなみに『花子とアン』のギャラ1本あたり30万円。今後、映画は露出度にもよるが1本1500万円〜が最低基準になりそうです」(事情通) では、注目される吉高の次回作は、どこの局が制作することになるのか。 「現在のところ、フジテレビが優勢といわれています。亀山社長自らキャスティングに動いていますからね」(芸能プロ関係者) 気になるドラマのジャンルだが、ここに来て何ともサプライズな情報が飛び込んで来た。フジが今盛んに売り出し中の大人の官能ドラマ枠“木10”での起用が予定されているというのだ。 「それが、トロットロの官能ドラマになりそうなんです。なんでも『花子とアン』では清純派に徹したため、吉高にかなりのストレスが溜まっており、NHK内でも吉高は下ネタトークでストレスを発散していたほど。次回作はいい子ちゃんではなく過激濡れ場がタップリの作品をご所望なんです」(前出・事情通) 放送が来年1月予定とされる次回作に期待だ。