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スポーツ 2014年10月02日 16時00分
ペナント終盤戦で見えてきた セ界は火のクルマ!(広島東洋編)
今オフ、広島東洋カープは大きな転機を迎える。エース・前田健太(26)のポスティングシステムによる米球界挑戦が有事となっても、『変革の火ダネ』はそれだけではない。今季、広島は途中加入のデュアンテ・ヒース(29)を含め、4投手2野手の6人の外国人選手を抱えた。昨季のキラもそうだったが、近年の広島はシーズン途中に外国人選手を“ピンポイント補強”している。予定していた選手の不振、故障による弱点を補うためであり、他球団は7月末のトレード期限間際に駆け込みトレードをまとめ、広島は外国人選手に活路を見出しているわけだ。 「9月23日の東京ヤクルト戦(神宮)は、今年の広島を象徴する試合でした。先発のヒースが好投し、ロサリオがダメ押しのアーチを放って…。投打の外国人選手が揃って活躍しました」(プロ野球解説者) ドミニカ共和国のカープアカデミーで育てたロサリオが活躍し、途中獲得したヒースが好投。ドラフト指名で集めた生え抜きの野手陣がハツラツとしたプレーを見せてくれた。 育成、編成、渉外。球団組織が機能し、チームを強くしていく。 一般論として、プロ野球チームの監督、コーチはシーズン途中での外国人補強をあまり好まない。変化球の多い日本の野球スタイルに適応できるかどうか、分からないからだ。他球団に在籍した外国人選手と再契約するチームがなくならないのも、「爆発的な活躍は期待できないが、確実な計算(成績)が立つ」からである。 爆発的な活躍−−。日本球界未経験の外国選手が打つと、チームは勢いづく。広島はライネル・ロサリオ(25)の扱いが難しくなるのではないだろうか。 広島の渉外担当も優秀なのだろう。 しかし、ロサリオの経歴は他の広島在籍の外国人選手と異なる。ドミニカ共和国の野球学校・カープアカデミーの出身なのは既報通りだが、“入学当時”のことはあまり知られていない。 ロサリオはカープアカデミーに入学するきっかけは、カージナルス2Aを解雇されたからだった。行き場を失い、「他に選択肢がなかった」という。 「メジャーリーグ28球団がドミニカ共和国で野球学校を運営しています。近年、メジャー球団のアカデミーは資金力にモノを言わせ、有望な人材を確保していました。カープアカデミーはその過当競争で厳しい局面に立たされていたと聞いています」(球界関係者) メジャー各球団が人材育成に巨額金を投入しているのも有名な話。有望な人材には“支度金”が用意されるともいう。支度金が出る方と出ない方のどちらに入学するかは、聞くまでもないだろう。支度金を得たエリートはマイナーリーグを経て、メジャーリーグに昇格していく。エリートの全員が活躍しているとは言い切れないが、昇格の実績が多ければ多いほど、自分たちのアカデミーの宣伝にもなる。将来のメジャーリーガーを夢見る若者たちも自ずと集まってくるというわけだ。 「2012年、カープアカデミーは選手が4人しかいなかった。13年は15人ほどの投手候補が入学し、学んでいましたが」(前出・同) 2Aを解雇された無名選手が日本で活躍している−−。無名だったロサリオの活躍は現地で衝撃を与えたそうだ。ロサリオの出現はカープアカデミーの経営的危機も救ったのである。 「ロサリオのことは現地でも伝えられています。ロサリオの出場機会が増えれば、カープアカデミーへの入学を希望する若者も増えていきます」(同) 広島は“余剰戦力”が増えることを嫌う。一軍登録できる外国人選手は「4人まで」。バリントン、ミコライオ、フィリップス、キラ、エルドレッド、ヒース。ロサリオを含めた7人をどう使い分けていくのか…。 「広島が所属外国人を手放すのなら、他球団が放っておきませんよ」(在京球団職員) ライバル球団に優良外国人選手をくれてやるようなものだ。 エース前田の退団に備えた先発投手の補強も急務だ。今秋のドラフト会議で“即戦力投手”の指名に失敗した場合、大物メジャー投手の獲得に動くとの情報も交錯している。
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レジャー 2014年10月02日 15時30分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(10/5新潟・10/5阪神)
先週ピックアップした2頭。新潟デビューの注目馬・ルージュバックは、まずまずのスタートを切ると、折り合い重視の位置取りで後方3番手から。直線は外に持ち出され、じわじわとギアを上げ勢いに乗ると、あっさりと先頭を交わし、最後は流して1馬身1/4差を付ける完勝。独特ながらも上下動の少ないフォームで、上がりは32秒8と決め手は相当なもの。今後が非常に楽しみな逸材。所変わって阪神デビューの注目馬・ロードウォーリアは、出走回避。先週は回避したが出走してきた際には注目。 今週で今開催が最後となる新潟デビューの注目馬は、10月5日(日)第5R芝1600m戦に出走予定のプルガステル。馬名の由来は「苺の名産地として有名なフランス北西部の街名より。母名より連想」。牡、青鹿毛、2012年5月1日生。美浦・木村哲也厩舎。父ネオユニヴァース、母ゴレラ、母父Grape Tree Road。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額4000万円。母は米GI・ビヴァリーディSを制した名牝。全兄には芝で4勝を挙げているネオウィズダムがいる。本馬は非常に見栄えのする好馬体の持ち主で、各パーツがしっかりしており、そこにまとっている筋肉は上質。筋肉量も豊富で繋ぎのクッションは良く、距離はマイルあたりが良さそうだ。なお、鞍上には田辺裕信騎手を予定している。 阪神デビューの注目馬は、10月5日(日)第5R芝1400m戦に出走予定のビスカリア。馬名の由来は『ナデシコ科の花の名前。花言葉「望みを達成する情熱」』。牝、鹿毛、2012年4月24日生。栗東・山内研二厩舎。父ヴァーミリアン、母フサイチジェット、母父Gilded Time。生産は新ひだか町・岡田スタッド、馬主はノルマンディーサラブレッドレーシング。愛馬会法人・ノルマンディーオーナーズクラブの募集馬で総額800万円。半兄にはダート短距離で19戦4勝2着8回の連対率6割3分を誇るシンキングマシーン(父フサイチコンコルド)がいる。本馬は前駆の勝った造りだが、トモには幅がありこれから実が詰まってくるだろう。繋ぎは短めだがスナップは良く効いている。飛節に伸びがあるタイプではなく、距離は短い方が良さそうだ。なお、鞍上には和田竜二騎手を予定している。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
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社会 2014年10月02日 15時20分
沖縄県民が独立を望んだら認めるべきなのか?
もともと、独立国で1707年にイングランドと合併したスコットランドで独立機運が盛り上がり、9月18日に「イギリスからのスコットランド独立の是非を問う住民投票」が行われた。 「賛成」が過半数を超えた場合は、2016年3月24日に独立する計画であったが、住民投票の結果は、有効投票数3,619,915票のうち、「賛成」は1,617,989票(44.7%)、「反対」は2,001,926票(55.3%)で、独立は実現しなかった。 そのスコットランドの独立投票を見て、自治や自立の在り方が議論されてきた沖縄では関心が高まっていたという。いうまでもなく、沖縄は元をただせば、「琉球王国」という独立国であり、本土とは異なる歴史、文化を有する。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「沖縄県民が独立を望んだら認めるべき?」との意識調査を、9月20日〜30日に実施。18万3720票(男性=81.5%、女性=18.5%)の回答があった。 ただ、回答者のうち、沖縄居住者は1.4%にすぎず、ほとんどの回答者は沖縄県以外の居住者である。 その結果は、「認めるべき」が9万6050票(52.3%)で過半数を超え、「認めるべきでない」は7万4482票(40.5%)、「分からない・どちらともいえない」が1万3188票(7.2%)だった。 「認めるべき」に多くの票が集まったが、「沖縄県民、沖縄出身者は独立など望んでいいない」「独立したら、外国に侵略される」「経済的に自立できない」といった多くの反対意見が寄せられた。 アンケートは、あくまでも「沖縄県民が独立を望んだら」との前提。今後、沖縄で独立に向けた議論が活発に交わされるようなことがあれば、改めて再調査を行ってみるのもいいだろう。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年10月02日 15時00分
初開催フォーミュラEの魅力
未来型F1フル電動の自動車レース『フォーミュラE』が9月13日、北京のオリンピック公園市街地コースで初開催された。 まず、ドライバーのメンツがすごい。F1全盛期を築いたワールドチャンピオン、アラン・プロストの息子ニコラ・プロスト。中嶋悟のパートナーでもあったネルソン・ピケの息子ネルソン・ピケJr.、そして音速の貴公子アイルトン・セナの甥ブルーノ・セナ。日本からもセナ・プロストの僚友だった鈴木亜久里がチームオーナーとして参戦し、ドライバーは中嶋の弟子にあたる佐藤琢磨。往年のF1ファンにはなじみのある名前が連なっているのだ。 レースはスタート直後の2コーナーでいきなり佐藤とセナが接触事故。5周目からプロストがトップに躍り出て最終周へ。父プロストが見守る中、開幕戦ウィナーかと思ったら、何と最終コーナーで悲劇が襲う。プロストと2位ニック・ハイドフェルドが接触し、両者ともマシンを大破させストップ。3番手のルーカス・ディ・グラッシが優勝を決めた。いまや伝説となった1989年のF1日本グランプリ、セナ・プロストの接触バトルを彷彿とさせる結末だった。 最高時速は225キロながらマシンの音が静かで排ガスも出ない。全車が同じモーターとタイヤを使用。1台の車ではバッテリーが持たないため、ピットインして別の車に乗り換えるのが特徴。大会ごとにネット投票を行い、上位3選手には一時的にモーターの出力を上げられる特典もあり、意外性を創り出している。 開幕戦の佐藤はアクシデントが続き、完走を逃したが、ファステストラップを記録した。今季は来年6月27日のロンドン大会まで全10戦が地上波で放送される。モータースポーツファンは目が離せない。
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トレンド 2014年10月02日 12時30分
冠二郎 デビュー47年!「兄貴」と呼ばれ、若者からも支持されるワケとは
昭和42年にデビュー、今年で歌手人生47年目を迎えた冠二郎(65)が新曲『どうせこの世は成り行きまかせ』を8月20日にリリース。正統派演歌とは一線を画す“冠ワールド”を今作でも炸裂させている。 平成4年のヒット曲『炎』から冠の代名詞となっている掛け声“セイヤ!”。小野彩(このさい)こと藤あや子が作曲を担当した今作(通算7作目)でも要所に力強い“セイヤ!”が散りばめられているのだ。 「タイトルは捨て鉢的ですが、1番は“くよくよしないで気楽にゆこう”。2番は“泣き言云わずに元気でゆこう”。3番は“弱音を吐かずに笑顔でゆこう”…『成り行きまかせ』と言いながら実は前向きな歌なのです。先日、NHKホールで新曲を披露していたらハタチぐらいの男性から“自分は苦学生です。一言下さい”と言われたのです。“健康に勝る宝なし!”と私は即座に答えました。どんなに辛くても前向きに健康であれば必ず陽は差し込むのです」と冠は語る。 前述のヒット曲『炎』から冠のファン層は拡大。これまでの中高年層と20、30代を中心にした「孫世代」が加わった格好なのだ。 その為、若い世代からは親しみを込めて「兄貴」と呼ばれている。又、冠の「精神的ファン」と言う歌手、レコード会社、マスコミ関係者らがブラボー隊なる「親衛隊」を結成。特に何をするわけでもないのだが冠から「頑張れよ」「負けるなよ」とメッセージを貰いたいばかりに現在、49名が隊員になっているという。 そんなポジティブな冠も実は「苦労している時間の方が圧倒的に長いです」と47年を次の様に振り返る。 「デビューしてから10年は辛かったです。平成3年『酒場』で紅白歌合戦に出場。以後、平成4年の『炎』、7年の『まごころ』と3回出場させて頂いておりますが、約20年、出場機会に恵まれていません。ただ、どんなにスランプに陥っても“常念必現”。念ずれば必ず成功するもの。下を向いていてもダメ。常に勝つ“常勝思考”でなくては」 ネバーギブアップ精神を全うしている冠。そういえば作年末に発売し現在、大ヒット中の書籍『忍耐の法』(幸福の科学出版)には、スランプの乗り切る秘訣が綴られている。《スランプのときには、「これは、『サナギの時代なのではないか』と思って、次の変身の機会を待つ」ということも非常に大事な乗り切り方です。》 まさに「サナギから蝶へ。蝶から再びサナギへ」と一風変わった変身と遂げているのが冠だろう。冠は「私はブラボー隊のメンバーに“負けるなよ”と檄を飛ばします。実は、それは自分自身へのハッパ。“サナギのままで終われないぞ!”という意味を含んでいます。根性や信念では無く執念なのです」とネバーギブアップ精神を明かした。 確かに冠の活動だけを考えると「懐メロ歌手」のジャンルに括られても不思議では無い。それが今尚、トップ歌手として君臨出来ているのは彼の「諦めない気持ち」があるからだ。*関連リンク http://npn.co.jp/reigen/list/
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トレンド 2014年10月02日 12時01分
男性は大興奮!! 美女軍団ニョッキガールズによるシャンプーを体験
株式会社バスクリン(本社=東京都千代田区)は、新スカルプケアブランド「インセントスカルプGnocchi(ニョッキ)」発売に合わせ、新CMを9月30日(火)から放送。また、9月29日(月)より実際に「インセントスカルプGnocchi(ニョッキ)」を体験頂く移動型サロン「『Gnocchi』ハートビートスカルプケアサロン」の全国キャラバンを実施。10月1日には、大阪・ヨドバシカメラ梅田1Fイベントスペースにて体験イベントを実施した。 「『Gnocchi』ハートビートスカルプケアサロン」は、トラックを改装した移動型サロンカーで、外からは見えず、中からは見えるという特別仕様の移動型サロンカー「ニョッキ号」の中で、美女軍団ニョッキガールズによるシャンプーを体験するというイベント。体験後には、「インセントスカルプGnocchi(ニョッキ)」を渡した。大阪でのイベントは、人通りの多い梅田駅付近という好立地もあり、大盛況であった。 イベントスペースでは、白い服に赤いタイツといった『Gnocchi』CMでもおなじみの格好をした女性陣が、『Gnocchi』をサンプリングしながら、道行く人々に体験への参加を促した。セクシーな女性による声掛けと、ニョッキガールズに囲まれたイメージキャラクターの浜野謙太の巨大ポスターで装飾されたトラック、スピーカーから流れる『Gnocchi』CMソングの「根に持ってます」に通行客の目も釘付け。特に13時過ぎあたりのお昼時は人通りも多く、男女問わず、異様な『Gnocchi』イベントの雰囲気が気になっていた人が多く、サンプリング担当の女性に「これは何のイベント?」と質問する人たちが続出していた。 イベントの特性のためか、男性からのリアクションは大きく、サンプリング担当の女性の説明を聞いた後に「待ってでも参加します」という人や、「この後待ち合わせさえなければ参加していたのに…」と悔しがる人の姿も見られた。 体験イベントは、サンプリングの甲斐もあり大好評。体験イベントのスタート自体は正午からだったが、開始の20分前には既に何名かで並んで待っているほどの人気ぶり。途中では60分ほど待っていないと体験できない、という時間帯もあり、「待ってもらわないと体験できないですが、それでも参加されますか」とスタッフから確認しても、力強く「待ちます」と言った方も。また中には、街頭で説明を聞いて、一度家に帰って準備を整えて、そして体験をした、という猛者も現れた。 実際に体験した20代の男性は、「元々予想していたよりも、シャンプーする女性の顔がすごく近くて。すごくどきどきしました」と感想を語った。 同イベントは、本日2日に名古屋「アスナル金山」で12時から19時まで。東京では4日(土)、5日(日)に12時から19時まで「渋谷パルコ 公園通り」で開催される予定だ。 特設WEBサイト http://scalp-gnocchi.com
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社会 2014年10月02日 12時00分
すかいらーく再上場10月9日があぶり出す ビール各社の銭勘定
ファミリーレストラン最大手で『ガスト』や『ジョナサン』、中華料理の『バーミヤン』など国内外で既に3000店を運営するすかいらーくが10月9日、東京証券取引所に再上場する。デフレ不況下で経営が行き詰まった2006年に、創業家と野村證券系の投資ファンドがMBO(経営陣による自社買収)を実施、上場を廃止して以来8年ぶりの上場だ。 想定発行価格は1株1450円。時価総額は約2800億円で、外食産業では日本マクドナルドHD(3560億円)に次ぐ規模となる。久々の朗報に市場は盛り上がっているかと思いきや、評価は大きく二分される。 「外食産業は成熟産業だから少子高齢化が進むのはマイナス要因。しかも'11年に野村から再建を引き継いだ筆頭株主の米ベインキャピタルが発行済み株式総数の約30%を売却する方針を打ち出している。結果、株価の急落が避けられないこともあって“見送り”を決め込む投資家は少なくありません」(大手証券マン) 一方、外資系証券で外食産業を担当するアナリストは「ここへ来て時代の流れが変わった」ことを理由に買いを推奨する。 「つい最近までデフレの勝ち組とされてきた牛丼チェーンの『すき家』やマックが、今や苦戦を強いられている。これと対照的なのが“負け組”の烙印を押されてきたファミレスの復活です。すかいらーくの場合、傘下のレストランで使える株主優待券が発行されることから食指を動かしている個人投資家は少なくない。時価総額が大きく、株価指数に組み込まれる可能性があり、そうなれば機関投資家の買いが入るとの観測も追い風になります」 上場後に株価がどう推移するか見ものだが、それに負けず劣らず関係者の関心を呼んでいるのが、ビール会社の“擦り寄り”作戦だ。 再上場に際し、前述の通り米投資ファンドのベインキャピタルは発行済み株式の3割近くを売却する。そのタイミングに合わせてアサヒビール、キリンビール、サントリー酒類の3社が計100億円分を引き取る。すかいらーくにとっては安定株主で、出資比率の内訳はアサヒ1.5%、キリン1.4%、サントリー0.7%の見込み。販売最前線でしのぎを削るビール会社がファミレスに“揃い踏み出資”するのは前代未聞のことだ。 対外的にはビールやワインの販売データをマーケティングに活用することなどを理由にしているが、ビール各社は“ライバルに出し抜かれたくない”という事情があったようだ。 「現在すかいらーくはサッポロを含め、ビール4社と取引している。もし再上場を機に1社が大株主になれば、他社は締め出されかねない。それが怖いからサッポロを除く3社が出資を決めた。何せ近年はビールの販売が振るわず、その打開策として各社とも居酒屋の取り込みに目の色を変えてきた。自陣に取り込めば大量のビールがさばけるからです。ところが今や居酒屋も苦戦続き。だから各社はファミレスが主戦場とばかり、すかいらーくに急接近したのです」(前出・アナリスト) ビール会社の“陣取り合戦”で威力を発揮したのが資本参加だ。アサヒはワタミに出資したのを機にサントリーの牙城を切り崩した。そのサントリーは鳥貴族(非上場)に資本参加し、キリンを排除した。アサヒが居酒屋大手チムニーの株式9.1%を米投資ファンドから取得したのも「キリン排除が狙い」(情報筋)とされる。各社のすかいらーく出資を、その延長で捉えるとわかりやすい。 ビール会社の魂胆がどうであれ、市場は今後、すかいらーくの成長性に注目する。しかし、想定発行価格から見たPER(予想株価収益率)は約30倍とあって「割安感に乏しい。個人マネーをどこまで取り込めるか」と指摘するのは地場証券の投資情報部長だ。 「再建に向け、すかいらーくが手本にしたのは日本マクドナルドの経営戦略です。マックが多彩な人材を外部からかき集め、1店舗当たりの売上高を増やす作戦で成功したことから同様の手法を採った。とりわけ今年の3月には米マックのラルフ・アルバレス元社長を会長に据え、周囲のヘッドハンティング部隊の後押しもあって再上場までこぎ着いた。しかし、手本にしたマックが今や馬脚を現し、天下に醜態を晒す始末です。生え抜きの谷真社長が『今日のマックは明日のわが身』を意識しないわけがありません」 因果は巡るというべきか、'08年には創業家の横川竟社長(当時)がサントリーなどに出資を求め、これが再建を指揮した野村グループの逆鱗に触れて解任されている。後に野村はベインに株を売却して撤退したが、すかいらーくは投資ファンドに翻弄された歴史を引きずっており、今後の揺れ戻しが不気味である。
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芸能 2014年10月02日 12時00分
ようやく再始動も先行きが不安な田中聖
昨年9月いっぱいで、ジャニーズ事務所から「度重なるルール違反行為があった」として専属契約を解除された、元KAT-TUNの田中聖が1日、5人組バンド「INKT(インク)」を結成したことを自身のツイッターで発表した。 田中は今年3月に行われた「第6回沖縄国際映画祭」で専属契約解除されて以来、久しぶりに公の場に姿を見せていたが、ほかの活動はなく、ファンの間ではいつ再始動するかが注目されていた。 1日には同バンドのオフィシャルサイトを開設し、同サイトでファンクラブの発足も発表。サイト内に開設されたブログで「INKT始動!」と題した書き込みで、「本日10月1日より5ピースバンド『INKT』を始動します」と報告。メンバーは田中がボーカルをつとめ、、ギターのkei、キーボードのkissy、ベースのmACKAz、ドラムのSASSYで構成。「この5人でしか出来ない音を作り、届けたいという思いからこのバンドを結成しました。皆様よろしくお願いします」と呼びかけ、動画投稿サイト・ユーチューブの公式チャンネルで、新曲「Trigger」のミュージックビデオの一部を公開している。 「結局、どこの事務所も田中があまりにも素行不良なのを問題視し獲得に動かず、自力で準備を進めバンドを結成することにしたようだ」(音楽関係者) とはいえ、ジャニーズを円満退社したわけではない田中にとって、この先は相当の覚悟が必要なようだ。 「田中と同じ元KAT-TUNの赤西仁もそうだが、音楽活動をするにあたっても、大手のレコード会社に所属することは難しいので、インディーズでやるしかない。おまけに、民放各局の音楽番組への出演もNGなので、PRできる媒体が限られてしまう。それでも、赤西は熱烈なファンがいたので、それなりにCDが売れたが、田中個人ではなく、バンドとしてうまくいくかどうか…」(芸能記者) 今後、田中の本当の“実力”が試されることになりそうだ。画像:INKTオフィシャルウェブサイトから https://inkt.asia/pc/
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芸能 2014年10月02日 11時45分
元AKB48 野中美郷が内田眞由美の焼き肉店に店員として登場!
アイドルグループ、AKB48を卒業した野中美郷が、同グループのメンバーである内田眞由美がプロデュースする焼き肉店「IWA」に店員として登場し、話題になっている。 内田のツイッターには店員姿の野中とのツーショット画像が掲載され、野中も自身のツイッターで、「今日ね、IWAのお手伝いにいって来たんだよ! 役に立ててたかっていったら…わかんないけどね!笑 ちょくちょく現れるかも! だから来た事ない人も是非」とコメントしている。また、同グループのメンバーである倉持明日香も、自身のツイッターで、「IWA行ったらかわいい店員さんいた!笑」とコメントし、野中の画像を掲載している。 野中美郷は6期生としてAKB48に加入。今年2月に卒業発表を行い、4月には卒業公演を行った。AKB48を卒業後は、所属事務所との契約も終了し、芸能界から完全に引退すると思われていたが、今回、内田の焼き肉店で店員として登場、メンバーも彼女の写真をアップしたことから、「まだ、芸能界に残るのでは?」とファンから注目が集まっている。
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芸能 2014年10月02日 11時45分
鈴木保奈美がピンクリボン・アンバサダーに就任「すすんで検診を」
女優の鈴木保奈美が1日都内でエスティローダーグループのピンクリボン・イルミネーション点灯式に出席した。 ピンクリボンキャンペーン2014のアンバサダーに就任した鈴木は「去年同世代の友達が乳がんになり、急に乳がんが身近に感じるようになりました。1年たちましたがその友達は元気で食事し、お酒もいただいていました。ちゃんと処置すれば大丈夫だということを知りました。ぜひ皆さんすすんで検診を受けてください」と呼びかけた。 点灯式では鈴木がボタンを押すと、後方の東京タワーがピンク色に染まった。(アミーゴ・タケ)